FC2ブログ

fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
2018/09 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 

 時を超えた「広重ブルー」 

2016/10/10
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
★スマホでご訪問の方は、PC版もご覧ください。プロフィールを掲載しています。


本日は、大阪タカシマヤに用事で行きました。
すると、「広重ビビッド」のポスター。
そうそう、「東西名匠」のときに招待券を貰ってたなー。

で、7階のグランドホールへ行くと。
へー、みんな招待券貰ったのかなー。
とにかくすごい人。

20161010 広重チラシ

浮世絵は特に興味なし。
広重って、学校で習ったときは「安藤」さんだったよねー。
ぐらいの知識でした。

今回は、「原安三郎コレクション」らしい。
原安三郎?
これまた知らない。

中に入ると、まずは原安三郎の説明がありました。
「原安三郎は、明治17(1884)年、徳島県徳島市の藍玉を扱う商家に生まれた。・・・」

藍玉屋なんだー!
徳島で藍染を見学したり、藍玉屋北六を思い出したりしていた(9月24・26・28日の記事もよろしければご覧ください)ので、勝手に親近感を持っちゃった。

「原安三郎コレクションは、日本化薬株式会社会長で財界の重鎮として活躍した原安三郎(1884-1982)が浮世絵を中心に蒐集したした約2,000点に及ぶコレクションであります。」(チラシより抜粋)

昭和という時代は、こんな経済界のドンみたいな人が、文化を牽引したのですね。
今は、一個人ではなかなか難しい時代・・・


肝心の浮世絵。
これが思いの外、感動でした。
ブルーが本当に美しいのです。
こりゃ、藍玉屋の息子が惚れ込むの、わかる。

はじめは、浮世絵って案外小さい、なーんて的はずれな感想を持ちながら見ていました。
だんだん見ていると、ほんとうに美しい景色にピントが合ってきました!

広重の晩年の代表作「六十余州名所図会」は、初公開とのこと。
初摺りで、しかも保存状態は最高。
生き生きしている。
あー、だから「ビビッド」なのね。
本当に濃密で鮮やかな色彩には、圧倒的なエネルギーがありました。
プラス、愛情があふれています。
それぞれの国の人が、それぞれの名所をさらに誇らしく思うこと間違いなし!

研究では、広重が陸奥から薩摩まで全部訪れたわけではなく、それぞれにネタ本があるらしい。
でも、それを絶対上回っています、当然。

はー。
紙も、彫りも、摺りも、最高の技術だと伝わってきます。
広重さんは絵師ですが、初摺りなら、紙選びや、彫師や摺師にも注文を出したかも?
自分の絵の完成度は自分で確かめたいですよね、きっと。
広重さん、これが今、私たちの目の前にあるってこと、想定したかなー。


時を超え、よみがえる初摺りの「広重ブルー」。

10月17日(月)までです。
興味のない人こそ、是非!





▽コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


最新記事



最新コメント



月別アーカイブ



カテゴリ


コーディネート (385)
季節の行事と日本のしきたり (120)
研修・見学 (101)
能楽つれづれ (30)
他装あれこれ (15)
自装ポイント (8)
お知らせ (11)
教室だより (29)
未分類 (5)


検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク


このブログをリンクに追加する


QRコード


QR