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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 「正倉院展」 一人ひとりの感動 

2016/10/05
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
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今年も「正倉院展」が開催されます。
第68回。
今や秋の年中行事ですね。


私事ですが、私の母は亡くなるまでの90年間を、ほぼ大分県の片田舎で過ごした人です。
私の小さかった頃、その母が何かの折々に言っていました。
「正倉院展にな、行ったことあるんで。すごいんで。」

「ショウソウインテン?」

聞いたのは多分昭和30年代です。
とすると、母が行ったのは昭和20年代?
新幹線もなかった頃、母がどういう機会を得て行ったのか?
はたまた、母の夢か?

「?」だらけですが、今となっては問いただすこともできません。
現実としても夢としても、田舎に住む一主婦の一生の思い出だったことは確かです。

その後、私は社会人となって、職場の先輩たちと行くことになりました。
会場で美しい箱(色のグラデーションが美しかった!)を見ていたとき、急に母のうっとりしたような「ショウソウインテン」という声が蘇ったのを覚えています。

あー、このことだったのねー。

新館ができる前だったことは確かです。
私が見た箱は何だったのか、迂闊にも覚えていません。
まして、母が何を見たか、なんてわかるはずもない。
でも多分、それはどうでも良いことです。

母は、実際に見た物を自分の声で表現したから、アホな娘の右脳に刻むことができた。
アホな娘も、自分で実際に見たから、母の感動が蘇った。

と、思うのです。


正倉院展は、おすすめです。
一人ひとり、それぞれの感動がありますよ。



■第68回正倉院展 2016
・10月22日(土)~11月7日(月)会期中無休
・奈良国立博物館(新館)
・午前9時~午後6時 (金土日祝は午後8時まで)
20161005 旧帝国奈良博物館
(資料:奈良国立博物館「なら仏像館」 重要文化財 Wikipedia)

20161005 奈良国立博物館新館
(資料:奈良国立博物館「新館」 Wikipedia)






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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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