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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 和風月名に“絶対”はない 

2016/09/30
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
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明日から10月。
昨日の「まさかのえびす講」でも少し触れましたが、10月の和風月名は「神無月(かんなづき)」ですね。

その由来には、諸説あるようです。

一番有名な説が、
「八百万(やおよろず)の神が出雲に集まるため、ほかの国々に神がいなくなるから『神なし月』だ」
とするものです。
これにはオマケもあって、
だから出雲では「神在月」と言われている、
と。

私も、昨日まではこの説をなんとなく信じていました。
しかし。
うーん、そうかなー?

第一、恵比寿様は行かないみたいだし、少し調べるとほかにも行かない神様は金比羅さんとかかなりいるらしいし・・・?

となると、この説。
「翌月の『新嘗祭(にいなめさい:五穀の収穫を祝う重要な神事)』の準備として収穫したばかりの米で新酒を醸す意の『醸成月(かみなんつき)』とする説が有力でしょう」(88dウェブサイト「和風月名」より)

なるほど。
納得できる気がします。

ほかにも。
「単純に『神の月』、雷シーズン終了の意の『雷なし月(かみなりなしづき)』とする説も」(同上サイト)



ちなみに、和風月名の最古の記録は「日本書紀」(8世紀)に登場するそうです。
現代と同じ読み方の訓註(くんちゅう:読み方の注記)が記されているとのこと。
まだ文字のなかった頃から、「むつき」とか「きさらぎ」とか、言っていたのですね!

長い歴史の中で、その時代を生きた人びとが、その時代にふさわしいストーリーをこしらえたり、その時代なりの批判をしたり。
そんな繰り返しの途中に、我々は生きているってことでしょう。


ということで、復習です。

●和風月名
1月=睦月(むつき)
2月=如月(きさらぎ)
3月=弥生(やよい)
4月=卯月(うづき)
5月=皐月(さつき)
6月=水無月(みなづき)
7月=文月(ふみづき・ふづき)
8月=葉月(はづき)
9月=長月(ながつき)
10月=神無月(かんなづき)
11月=霜月(しもつき)
12月=師走(しわす) 
※「つき」と読むか「づき」と読むかは揺れがあります。“絶対”はない、ということですね。



さて、花屋には枝ものや実がたくさん見られるようになりました。
数日前に買ったので、少しずつ茎を切ったりしているうちに、コンパクトになりました。
20160930 花

・野バラ
・竜胆(白・ピンク)
・菊
・紫苑
・撫子

アレ、撫子が隠れてしまいました・・・





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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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