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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 黒地細縞小千谷縮・八重山上布名古屋帯で、お墓参り 

2018/07/03

こんにちは。

fumikoです。




6月30日は、古い友人達に会いました。


昔、ミナミにあった喫茶店の常連客の仲間です。

そこのマスターは、20年前に58歳の若さで亡くなりました。


以来、毎年、命日にお墓参りをして食事会をしています。

人数はだんだん減ってきましたが、今年は6名が集まりました。


この時期ですから、いつも雨。

この日も墓地の中を歩いていたら雨が降ってきて、

空はゴロゴロ、雷です。


お芝居大好きのオッチャン(と呼んでいました)でしたから、

「今日も鳴り物入りやなー」

と皆で懐かしみました。



さて、この日の私のコーディネート。

●着物は、黒地に細縞の小千谷縮。

20180630 2 
小千谷縮は、麻の織物です。

麻にはたくさんの種類(約40種類とも)があります。
現在、日本で「麻」と表記できるのは、亜麻(あま=リネン)と苧麻(ちょま・からむし=ラミー)に限られ、その他は指定外繊維となっています。
衣料に用いられる麻のほとんどが、リネンとラミー、ということです。

リネンとラミーには、次のような共通の特性があります。
・繊維が強く、水に濡れるとさらに強くなる
・「シャリ感」「張り」「通気性」がある
・熱の伝導性が大きいので、「接触冷感」「涼感」がある
・水分の吸湿・発散が速く、「速乾性」がある
・上品な光沢がある
・伸度が低いため、シワになりやすい
・混紡性に優れる
・生分解性に優れる
(日本麻紡績協会のサイトを参考にしました)


本日の私の「小千谷縮」は、国の重要無形文化財の指定条件には到底叶うものではありませんが、
上記の特性は十分に備えているので、夏の衣料として優れものです。

盛夏(7月・8月)の着物ですが、私は6月下旬から9月上旬まで着ます。

2012年購入。

●帯は、八重山上布緑市松格子名古屋帯。
20180630 1
新垣幸子氏の「八重山上布」です。
手績みの苧麻、手括り、天然染料、手織り。
最後は海水に5時間ほどさらして仕上げるそうです。

作り手の愛情と手間ひまが伝わって、触るとヒンヤリするのにウットリする帯です。

2007年購入。

●帯揚げは、白地に小さい飛び絞り紋絽縮緬。
墓参ですから、いつもの赤は控えました。
20180630 3
●帯締めは、深緑に白菱の三分紐に銀色帯留め。
6月5日と同じです。



道頓堀の中座や朝日座で歌舞伎や文楽を見たあと、
「きもの」で店に寄り、
飽きずに芝居話をしていたことを思い出します。


 



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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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