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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 紐類の始末について 

2018/05/30
こんにちは。
fumikoです。



突然ですが、伊達締めや紐類はどのように始末していますか?


私の場合を少しご紹介しましょう。
だいたい次のようにまとめています。
20180530 3

博多織の伊達締めは、脱いだ後少し陰干しして、端からクルクルと巻きます。
こうしておくと、次に使うときにシワがほとんど取れています。


上の紐は、モスリンです。
モスとも言います。
日本では、薄手の毛織物の平織りのことです。
幅4㎝の筒状に縫われていています。

これも少し陰干ししてから、きついシワがついていない場合は、端から5角形に畳みます。

安価なものはシワがなかなか取れません。
5角形に畳みにくいほどなら、アイロンを掛けると良いでしょう。
私は、アイロンはできるだけ使いません。

ちなみに、花嫁や舞台衣裳のように、重くて滑りやすい着物の場合は、幅5㎝のものを使います。
幅の広いものの方が、痛くないし、良く締まります。


5角形の作り方はご存じでしょうか。
私は紐を半分の長さに二つ折りしてから、端から畳んでいきます。
(次回の教室では、やってみましょうね。)



ところで、紐には色々な種類があるので、5角形に畳みにくいものもあります。
例えば、これ↓。
20180530 1
ポリエステルで、細くて、フニャフニャです。
身体に食い込んで痛いし、あまり締まりません。
私は、補整タオルや下着を軽く押さえる程度に使います。
しまうときは、軽く結んでおきます。

これ↓も5角形には畳めません。
20180530 2
絹の縦シボ縮緬です。
これはいただき物で未だ使っていませんが、このタイプも軽く結んでおきます。 




どんなに高価な美しい着物があっても、紐がなければ着ることはできません。
次にストレスなく着るためには、後始末が本当に大事だと思います。

だからといって、後始末のことばかりを考えて、「きもの」がおっくうになったら本末転倒。

次の「きもの」をもっと楽しむための後始末ですから、
自分の方法を考えたら良いと思っています。

私もまだ発展途上です!



●本日のおまけ
食後のお茶です。
20180530 4
お茶は、いつもの大阪池田「三丘園」の「雲井の白」。
お菓子は、兵庫県明石市「藤江屋分大」の「明石もなか(鯛)」。

「明石もなか」は、鯛、蛸壺、短冊の三種類あります。
餡が少しはみ出しているのがご愛敬ですね。





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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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