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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 本藍染矢野工場 藍が住む藍住町で 

2016/09/24
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
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本日は、徳島県藍住町の「本藍染矢野工場」に行ってきました。
梅田を7:40発の高速バスで、徳島まで約2時間半。
そこからJRとタクシーで到着。

本藍染矢野工場は、「天然灰汁(あく)発酵建てによる本藍染」という江戸時代から伝わる伝統技法にこだわる藍染の工場です。

迎えてくださったのは、代表の矢野藍秀先生。
玄関を入れていただくと、そこが作業場です。
この玄関を家族も使うとのこと。
藍を家族で見守っているんですねー。

まずお話しいただいたのは、阿波は藍染の原料である蒅(すくも)の産地であること。
藍染は、ほとんどの城下町に「紺屋町」がありますが、要するに全国で染められていたのですね。

代表の矢野先生は、奥様のお父様が、国指定卓越技術者現代の名工佐藤阿波藍製造所19代目藍師:佐藤昭人氏。(藍師というのは、蒅づくりをする人のこと。)
そのご縁で藍染を始められたそうです。
最上級の蒅の入荷が可能な環境ですね。

作業場には瓶が16個。
藍染で暮らすための基本的な数だそうです。
20160924 16個の瓶


●原料
阿波の藍染の原料は「白花小上粉(しろばなこじょうこ)」。
タデ科です。
20160924 白花小上粉

●蒅づくり
白花小上粉を7月~9月に刈り取り、乾燥させ「葉藍」にする。
20160924 葉藍
(右は矢野先生です。)
青い色素を持っているので、「葉藍」は青黒い色をしています。
「葉藍」を葉と茎を選別。(茎には色素がないから)
葉を寝床で山積みにして水をかけて自然発酵。
9月~12月のおよそ100日間の作業です。
できた蒅をわらで編んだカマスに入れる。
20160924 カマスの蒅(すくも)

●蒅が染師へ
染師は、このカマスに入った「蒅」を入荷します。
ただし、入荷して1~2年間はこの状態で寝かすとのこと。
そうすることによって、自然に水分が抜け、白いカビが出てきて、それが熟成の合図となります。


この後、やっと藍建てが始まるのです。

藍が住む藍住町での研修。
後半は、明日に続きます。






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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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