FC2ブログ

fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
2018/09 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 

 京都迎賓館 完成途中の美 

2016/09/23
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
★スマホでご訪問の方は、PC版もご覧ください。プロフィールを掲載しています。

昨日、京都迎賓館に行きました。
よろしければ、昨日の記事もご覧ください。

京都迎賓館は、一昨年の夏にも一度行きました。
暑かったなー。
人も多かったなー。
おまけに、見るものすべてが本当にすばらしく、目が回りました

やっぱりガイドツアーがいい。
ポイントを絞ってくれる。
また、そこに人が集まるから、そこ以外は写真に他人が写り込まない。

というわけで、昨日の続き。
後半です。

●桐の間(大広間)
賓客を和食でもてなす空間。
写真の右奥が厨房です。

20160922 迎賓館桐の間

12㍍の座卓は漆塗りの一枚仕上げです。
写真の右上に見えているのが、桐の間の釘隠し「五七の桐」。
政府の紋章であり、京都迎賓館の紋章でもあります。

ちなみに、豊臣秀吉は「五三の桐」も「五七の桐」も用いたらしい。
歌舞伎で「楼門五三の桐」が有名なので、秀吉は「五三の桐」だと思っていました・・・


20160922 迎賓館畳

畳にも、藺草(いぐさ)栽培に備後の畑を指定するほどの、匠たちのこだわりが詰まっています。
中心の目五列が色が濃いのは密度が高いから。
藺草の穂先を茣蓙(ござ)中央でつなぐ「中継ぎ表」と呼ばれる伝統技法です。
一度途絶えたこの手法を再現したとのことです。

こんな畳、初めて見ました!
座ってみたい!!
上等の畳は、足の痛さが違います。
近頃の畳もどきは、コンクリの上に座るようなものですものねー。

●廊橋(ろうきょう)
東西の建物をつなぐ橋。
廊橋から見る庭です。
20160922 迎賓館池

池には、いかにもゴージャスな鯉が悠々と泳いでいます。
2004年の新潟県中越地震で大きな被害のあった山古志村(現長岡市)から100匹の錦鯉を購入したのこと。

●舟泊まりの和舟
池の浅さを考慮して、船底は平らな平底。

これに王様やお姫様が乗って、お庭を楽しんだのねー。


ふうーっ。
これで、一昨年より増えた(?)監視カメラに見守られながら、約60分のツアーは無事終了しました。
ガイドさん、ありがとうございました!
(記事は、ガイドさんのお話や「京都迎賓館」淡交社を参考にしました)


ところで、上の池の写真の右端に、青い作業服の方が見えるでしょうか。
庭は生き物。
たゆまぬ手入れで、これから何十年もかけて、完成されるのでしょうね!

京都にしかない技と心で、季節の移り変わりとともに、日々変化する。

京都迎賓館は、完成途中の美でした!







▽コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


最新記事



最新コメント



月別アーカイブ



カテゴリ


コーディネート (385)
季節の行事と日本のしきたり (120)
研修・見学 (101)
能楽つれづれ (30)
他装あれこれ (15)
自装ポイント (8)
お知らせ (11)
教室だより (29)
未分類 (5)


検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク


このブログをリンクに追加する


QRコード


QR