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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 慶長風小紋・白地菱双鳥文名古屋帯で、大槻能楽堂へ 

2018/02/24
こんにちは。
fumikoです。



本日は、大阪「大槻能楽堂」に行きました。
能の魅力を探るシリーズー能と和歌ーです。

本日は、
お話:山折哲雄、
能「小塩」。


このシリーズのお話は難しい、
と思っていましたが、
本日は、山折先生の語り口が飄々として、深いお話を楽しくお聞きすることができました。

世阿弥・利休・雪舟は、それまでの王朝文化を尊敬しつつも、一変させた。
その世阿弥は、宮廷生活まっぴらとする西行と業平に着目したのではないか・・・

業平は、アウトサイダーで自由人。

業平の和歌は約50首ほど残っているが、否定形や疑問形が多く、輪郭線がはっきりしない。
平安初期の業平の世界が、世阿弥の夢幻能の世界に近いのではないか。

「小塩」の作者:金春禅竹は、世阿弥の能を理論化した人だから、業平は絶好の題材であったのだろう。
(私のメモより)

この他にも、定家や芭蕉、洛中洛外図から祇園祭にも言及し、
日本文化の姿が一瞬くっきり現れたように思いました。



本日のコーディネートです。
●着物は、ベージュ地慶長風小紋。
20180224 2
「慶長風」は私が勝手に名づけました。
「慶長小袖」の特徴に似ていると思うからです。
全体が大きく斜めに区切られ、紅・白(ベージュ)・茶に染め分けられています。
紅と茶の中には染疋田の草木の柄があります。

縫いや箔はありませんが、かなり個性的。
出番は少ないのですが、大事にしている着物です。

1996年購入。

●帯は、白地斜子織り菱双鳥文名古屋帯。
20180224 4

金・銀の引き箔です。
ギラギラはしないのですが、気楽ではない帯。

本日の着物に、ふと思い出して、合わせてみました。

2013年購入。

●帯揚げは、薄茶ぼかし縮緬。
1月17日と同じです。
全体の色数を増やさないよう、着物の柄の共薄です。
20180224 3

●帯締めは、京都西陣「浅田」の肌色。
11月11日と同じです。
これも、着物の柄の共薄です。


本日のコーディネートでは、着物の個性に帯周りが負けたかも。
帯締めは、もう少し個性的なものの方が良いよね。
今後の課題です!



本日の能「小塩」のシテは観世清和。
観世流家元です。
その気迫がすごい。

ホースの先をつまんだときの、あの水の勢いです。
魂が、身体(腹筋?背筋?)という圧力を得て、声となって外界へ吹き出ている!

私は脇正面の前から2列目だったのですが、
圧倒されました。

内容は、またいつか記事にしたいと思います。
またのご訪問をお待ちしております。




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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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