fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 竹柄結城紬 

2018/01/22
こんにちは。
fumikoです。



本日は、大阪「国立文楽劇場」に行きました。
「初春文楽公演」第2部(夜の部)です。

「八代目竹本綱太夫五十回忌追善」と「六代目竹本織太夫襲名披露」の公演です。

演目は、
「良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい)」
「傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)」
でした。



まずは、本日のコーディネート。
●着物は、「奥順」の白茶地竹柄結城紬。
20180122 6
1月9日、11月10日と同じです。

本日は大阪も寒さが厳しく、午後は雨の予報。
とにかく暖かい着物にしました。

●帯は、山吹色紬地スワトゥ刺繍名古屋帯。
20180122 2
11月17日と同じです。
紬地なので、これも暖かい。

20161206 山吹色スワトゥ刺繍名古屋帯拡大

1990年頃(?)購入。

●帯揚げは、緑地濃淡ぼかし紋縮緬。
20171109 4
濃い部分はあまり出ません。

20180122 7

●帯締めは、栗梅色昼夜四分紐。
10月28日と同じです。

 「昼夜」とは、両面使えるということ。
裏は無地ですが、本日は少し金糸が混じっている方にしました。



さて。
文楽の「太夫(たゆう)」は、ご承知の通り、義太夫節を語る人の職名です。
「織太夫」とか「綱太夫」とか芸名にもつきますね。

以前は、「大夫」と表記していたのをご存じですか?

私が文楽を見始めたのは1977年ですが、ずっと「大」でした。
Wikipediaによると、1950年代に「太夫」を「大夫」にしたのだそうです。

それが「太夫」に戻ったのは2016年のこと。
下は「公益財団法人文楽協会」「独立行政法人日本芸術文化振興会」の文書です。

 『太夫』表記のお知らせ
このたび人形浄瑠璃文楽座大夫部一同より、芸名表記の『大夫』を、流祖竹本義太夫師以来の元々の表記である『太夫』に戻す旨の申し出がありました。
 この申し出を尊重し、公益財団法人文楽協会及び独立行政法人日本芸術文化振興会は、国立文楽劇場4月文楽公演「通し狂言妹背山婦女庭訓」初日の4月2日以降に発行する印刷物及びホームページにおいて、芸名を『太夫』と表記いたします。
 なお、職名についても同様といたします。
平成28年3月14日



私は迂闊にも、「太夫」となっていることに気がついたのは最近のこと。

「正解」は、いつか「誤解」になってしまうものなのですね。





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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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