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fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 留守模様? 

2016/08/17
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

fumikoです。
★スマホでご訪問の方は、PC版もご覧ください。プロフィールを掲載しています。

大阪市の弁天町ORC200生涯学習センター和室で、「お仕事帰りのきもの教室(お抹茶つき)」を、10月に開設します。
詳細は、8月14日の記事をご覧ください。


本日は、今ごろ着るなら、このコーディネート、ということで。

20160817 白翠紗地秋草に虫籠染名古屋帯

●着物は、8月6日の記事と同じ、「奥順」の藤ピンク夏結城。

●帯は、白翠紗地秋草に虫籠模様染名古屋帯。
翠紗(すいしゃ、粋紗とも)というのは、
極細の糸で織り上げられた平織りの透ける絹織物です。

「翠紗」を調べると、「玉繭からとれる玉糸を用いて」との説明がありましたが、この帯には玉糸の節らしきものはありません。
「翠紗」と言い切っていいものか、少し不安は残ります。

秋草は、草むらに萩と桔梗。萩の花と葉に少しだけ平縫(ひらぬい)が入っています。
虫籠は金駒繍(きんこまぬい)で強調されています。

染帯ですから、格の高い帯ではありません。
テイストが「ザ・古典」なので舞の会などの古典芸能鑑賞に。
大好きな帯です。

●帯揚げは、白地に濃い赤の飛び絞り三本絽。
はんなり仕上げたいときの、大きな小物です。

●帯締めは、8月11日の帯締めランキングに入った、黒真田紐に黒と緑のガラス帯留め。
まだまだガラスは大活躍です。



ところで。
「留守模様(るすもよう)」って聞いたことがありますか?

主人公を描かないで、その世界を表現する方法のことです。
たとえば、亀・釣り竿・玉手箱、なら「浦島太郎」。
たとえば、風になびく秋草・翻る御簾、なら『源氏物語』の「野分(のわき)」。

染織品はもとより、その他の工芸品にもよく用いられる伝統的な手法です。

「わっかるっかなー?」というクイズみたいなものですね。


で、私のこの帯。

主人公の虫がいません。

が、だからこそ、虫の音を聞き取れる気がします。


厳密には留守模様ではありませんが、

留守模様に近い?










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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 Aクラス=火or木曜日 Bクラス=木曜日or金曜日 
●時間:18:45~21:00
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室
●内容:外出着の着装・お抹茶のいただき方 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●能鑑賞:2016年から積極的に見始めました。


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