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fumiko先生のキモノ手帖

 ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、歌舞伎、文楽、能などについて、日々の発見や思いをつづります。   小さな「きもの教室」(難波市民学習センター)の、過去・現在・未来の生徒様たちへの通信も兼ねて。
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 教室だより2018/02/01 

2018/02/01
こんにちは。
fumikoです。



本日は、大阪市弁天町オーク200和室にて「きもの教室」でした。

1月~3月全5回の2回目。
本日のメインは着物でした。

手順はプリントをお渡ししました。

本当に大事なことは、「身体全体を使って着る」ことです。
たとえば、
・着物は後ろ手に持って、背中を這わせるように、ゆっくりに羽織る。
・右手で襟先を前に押し出したとき、お尻周りに着物がピターッと張り付くのを感じること。
・右手(下前)、左手(上前)を合わせるときは、手先だけでなく肘(ひじ)から腕をしなるように使って押さえる。
・腰紐は後ろ(腰)でジワーーッとしっかり締める。(腰紐は着装の要です。)
・背縫いが背中の中心にあるか、指と背中で確認する。


いつも思うのですが、
こうして自分の感覚をフル動員することが、ハッピーに繋がる気がします。
洋服では得られません。
自分の内部に意識を向けて気を配ると、何かが体内を巡り、幸せホルモン大放出!


Hさん、Fさん、お疲れ様でした。
最後まで自力で着ることができましたね。
お二人からもハッピーオーラがあふれていましたよ!
20180201 1


お稽古のあとは、お茶の時間です。

お茶は、大阪池田市「三丘園」の「雲井の白」、
お菓子は、島根県松江市「桂月堂」の「出雲三昧」。
20180126 1
(2018/01/26の写真です) 

「出雲三昧」は、落雁と羊羹と求肥の三段重ね。
この甘味が、お茶を引き立てます。

着物でお茶をいただくと、作法も自然です。
手をついてお辞儀をしたら、袂(たもと)が美しいー。


床には、こんな花を入れました。
スーパーの花は、すでに春です!
20180201 2
●木いちごの枝
●菜の花


こんな場所と機会があることに感謝しています。

次回も頑張りましょう!




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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【きもの教室(お抹茶つき)】
●開催日:月1回 平日夜クラス=火or木or金曜日 
         休日朝クラス=土or日曜日or祝日 
●時間:夜クラス18:45~21:00
    朝クラス 9:30~11:45 
●場所:大阪OCAT4階「大阪市立難波市民学習センター」和室or会議室
●内容:外出着の着装
●受講料:2,000円/回 ●入会金:500円 
●お問合せ:コメント欄をご利用ください。
※いつからでも始められます。始めた月から12ヶ月以上続けることをお薦めします。

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年から2018年の足かけ9年間、装道礼法きもの学院大阪校に在籍。
●茶道:1968年頃(中2)から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:若い頃に10年ほど稽古し、2013年再開。
●歌舞伎・文楽・能鑑賞:歌舞伎と文楽は1977年頃から、能は2016年頃から。


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