fumiko先生のキモノ手帖

ゆかしい「きもの」を軸にして、季節の行事と日本のしきたり、お茶、日本舞踊、能などについて、日々の発見や思いをつづります。     小さな「きもの教室」(大阪市弁天町)の、過去・現在・未来の生徒さんたちへの通信も兼ねて。
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 白地縞小紋・白地唐花すくい名古屋帯で、日本舞踊の稽古へ 

2018/02/22
こんにちは。
fumikoです。


本日は、日本舞踊の稽古でした。

本日のコーディネートです。
●着物は、白地にグレーの縞小紋。
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型染めでもなく、もちろん手描きでもなく、いわゆるプリントです。
グレーの線は、パソコンで画面に線を引いたように真っ直ぐ。
痛々しい・・・
かろうじて、着れば身体の線で少しごまかせます。

稽古着として活用しようと思っている着物です。

●帯は、白地唐花すくい名古屋帯。
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12月8日と同じです。

何にでも合う帯。
季節もありません。

ただ、白っぽい着物に合わせると春らしい気がします。

2002年購入。

●帯揚げは、薄レモンイエロー無地縮緬。
2月17日、2日、1月28日、20日、12月20日と同じです。
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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)裏葉。
2月11日、9日、4日、2日、1月13日、10月3日と同じです。
春はヘビーローテーションです。




地唄「万歳」を稽古中です。
帯の下に稽古用の裾をつけます。

裾を意識すると、上半身の振りがドガジャガ。
本日初めて、神経が全身に巡った気がしました。

やっとです・・・


稽古後、稽古場近くで先輩達とコーヒータイム。
皆さん頑張っています。
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 泥大島・「帯屋捨松」格子八寸名古屋帯で、「きもの教室」へ 

2018/02/21
こんにちは。
fumikoです。



少し前ですが、2月15日は「きもの教室」でした。
その日の私のコーディネートです。

●着物は、泥大島紬。
10月24日、12月24日と同じです。

縦横絣ではないのですが、本場の泥。
経糸2色、緯糸3色で、計6色の大きな格子です。
柔らかさ、なめらかさ、ツヤ、ハリは、間違いありません。

生徒さんにも、存分に見て触ってもらいました。

大島紬は、私の中では日本舞踊の稽古以外は、秋と春の着物です。
しかも、どちらかというと春の着物。

南で生まれた着物は、なんとなく春の空気に似合う気がするのですが、どうでしょうか?
2006年購入。
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●帯は、京都「帯屋捨松」白地格子八寸名古屋帯。
11月4日と同じです。
9月の秋単衣にも締めました。

この日の教室は、帯がメイン。
締めやすい帯にしました。

1996年購入。

●帯揚げは、白地に濃い赤の飛び絞り紋縮緬。
私のいつもの定番。
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●帯締めは、京都「渡敬」の水色角八ツ三本合わせ。
2月10日、12月27日、20日、17日と同じです。

この色は茶系の着物によく合うと思います。




きもの教室では、
1回目は、付下げ風の江戸小紋、
2回目・3回目は、かたもん(紬)にしました。

4回目は、やわらかもん(小紋)にしましょうか・・・

見て参考になるようなものがあるかな・・・
でも、それを考えることはすごく楽しいし、こちらの勉強にもなります。

生徒さんに感謝、感謝です。






 稲垣稔次郎原画付下げ小紋・「浅田」つづれ帯で、井上安寿子「珠取海士」を 

2018/02/20
こんにちは。
fumikoです。



本日は、「ロームシアター京都サウスホール」に行きました。
「ロームシアター京都シリーズ 舞台芸術としての伝統芸能vol.1」で、
「一居一道」というイベントです。


平日ですから、午後7時開演で、先ほど帰宅。


本日のコーディネートです。
●着物は、稲垣稔次郎原画紫ぼかし地草花文付下げ小紋。
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付下げ小紋ですから、衽や脇・背で柄は繋がっていませんが、
柄は前も後ろも上向きになっています。

私は、
大きいホールでの音楽会や舞踊会、
ホテルの宴会場での集まり
などに着ます。

1989年購入、2016年仕立て替え。

●帯は、京都西陣「浅田」の薄さびブルー地唐花丸紋つづれ帯。
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2月18日と同じです。
本日のような、個性の強い着物のときもすんなり、です。

2015年購入。

●帯揚げは、水浅葱地に赤の飛び絞り綸子。
あまりに野暮ったかったかな・・・
薄色の無地縮緬などが良いかも知れません。
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●帯締めは、東京「平田組紐」の藤色角朝組。
1月21日、8日と同じです。



ロームシアター京都では、
伝統芸術の継承と創造を目的とした「舞台芸術としての伝統芸能」シリーズ
を今年度より実施するとのこと。
初年度は、「舞踊」。

私のお目当ては、井上流家元井上八千代を母に持つ、井上安寿子「珠取海女」でした。
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(当日のパンフレットからお借りしました)

若さいっぱい、力一杯の「珠取海女」でした。
今後、もっともっと見たい舞い手です。

地唄「珠取海士」は、能「海士(あま)」に取材した曲。
これらも、いつか記事にしたいと思っています・・・



終演は午後9時半頃だったでしょうか。
ロームシアター京都を後にしました。
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 「観て、聴いて、知って楽しむ能講座」Lesson3-1- 

2018/02/19
こんにちは。
fumikoです。



昨日は、「大阪天満宮」と「朝陽会館」に行きました。
「観て、聴いて、知って楽しむ能楽講座」Lesson3です。
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「朝陽会館」玄関前から「大阪天満宮」へ。

「大阪天満宮」は、ご存じ、菅原道真公をお祭りしている神社です。
受験シーズンですし、「梅まつり」もしているので、賑わっていました。
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そもそもこの地に「大将軍社」という神社があり、道真公が太宰府に向かう途中、この大将軍社に寄って旅の無事を祈願されました。

その後道真公は太宰府で亡くなり、その50年あまり後、この大将軍社の前に一夜にして7本の松が生え、夜ごとにその梢を光らせたといいます。

これをお聞きになった村上天皇は、勅命によって、ここにお社を建て、道真公のお御霊を厚くお祭りされました。
(「大阪天満宮」のサイトを参考にしました。)

おや、「村上天皇」なんですね。
能「玄象(げんじょう)」の後シテで、琵琶の名手です。
(よろしければ、2018/02/12の記事もご覧ください。)
なんか、知ってる人に出会ったように、嬉しい・・・


神職さんが、そんな歴史のお話のあと、要所の説明をしてくれました。 


まずは、表大門の方位盤です。
20180218 21
赤いカメラを掲げているのは、「京都はんなり着物歳時記」のあねっささん。
撮っていただいた写真が、これ↓です。
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「酉」の絵が、鳳凰になっているのがわかりますか?
道真公は、
「ニワトリの鳴き声にだまされた」から、鶏がお嫌いだろう、
という忖度らしいです!

文楽「菅原伝授手習鑑」の「東天紅の段」ですね。
歌舞伎なら「道明寺」です。

「こりゃこそ鳴いたわ、東天紅」というのが有名な台詞。
東天紅とは漢詩文用語で、ニワトリのことです。

ずいぶん昔ですが、
1988(昭和63)年2月の歌舞伎座公演が忘れられません。
13代目片岡仁左衛門さんの、菅丞相(かんしょうじょう)。
そのころすでに少しお目を悪くされていました。
それもあってか、ほんとに神様のような、ありがたい菅丞相でした・・・



表大門から中に入って、ほんの少しお話を聞いただけなのに、
色々なことが頭の中をグルグル。

これがカルチャーということかしら。


「大阪天満宮」はもう少し続きがあります。
またのご訪問をお待ちしています!






 稲垣稔次郎原画ぼかし小紋・「浅田」つづれ帯で、「朝陽会館」へ 

2018/02/18
こんにちは。
fumikoです。



本日は、大阪天満宮前「朝陽会館」に行きました。
「観て、聴いて、知って楽しむ能楽講座」のLesson3「能のお囃子ライブとてんま天神梅まつり」です。

まず「朝陽会館」で受付をして、
大阪天満宮で天満宮の解説をお聞きして、
「盆梅と盆石展」の見学。

その後、「朝陽会館」に戻って、お囃子の解説とライブ、
おまけにミニ体験!


盛りだくさんですが、どれも充実していて楽しめました。
内容は、また後日、記事にしたいと思います。


本日のコーディネートです。
●着物は、稲垣稔次郎原画あずき色ぼかし小紋。
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盆梅展ですが、あまりに立派な松の前でパチリ。

着物は10月27日と同じです。
細かい躑躅の葉のような模様の小紋です。

稲垣稔次郎は、昭和の染色家。
昭和37年、型絵染により重要無形文化財(人間国宝)の認定を受けました。

型絵染ですから、型紙があれば染めることができます。
これを購入した呉服店では、今も色違いが販売されているようですよ。

ただし、ぼかしは職人さんの技量と感覚なので、同じものはできません。
そういう所が手仕事の魅力ですね。

2001年購入。

●帯は、京都西陣「浅田」の薄さびブルー地唐花丸紋つづれ帯。
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2月6日と同じです。

私の持っている小紋、色無地、付下げのほとんどに調和します。
出しゃばらず、引っ込まず、
どの着物をもグレードアップしてくれます。

2015年購入。

●帯揚げは、白に濃い赤の飛び絞り紋縮緬。
いつもの定番です。
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●帯締めは、京都西陣「浅田」の藤グレー。
この色はピンク系の着物によく合います。



本日は本当に充実した講座でした。

大阪天満宮は、大阪市民でありながら、知らなかったことだらけ。
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盆梅展は、小規模ながら本格です。
お囃子も、興味深いお話と目の前の演奏に感激しました。

おまけに、ミニ体験も。
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大鼓(おおつづみ、おおかわ)の体験を、「京都はんなり着物歳時記」のあねっささんと。
上の写真は、なんと大蔵流大鼓方の上野義雄先生が撮ってくれました。
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舞台ではずっと厳しいお顔なので、こんな素敵な笑顔にも感動しました。

ご指導、撮影ともにありがとうございました!




 上田紬・「まいづる帯」利休献上袋帯で、「能活」とお茶の週稽古へ 

2018/02/17
こんにちは。
fumikoです。



まだまだインフルエンザが流行っているようですね。
療養中の方は、どうかお大事になさってください。


本日は、大阪「山本能楽堂」に行きました。
休日の朝の能講座「能活」です。
テーマは、ー「船弁慶」10分で舟をつくろう!ー。

実際には、約5分あまりでできました!
内容はまたいつか記事にできたらと思います。

終了後は、ご一緒した皆様とランチ。
きもの談義は尽きることがありません。

その後、お茶の週稽古。

いつもながら、あわただしくも充実した土曜日です。


本日のコーディネートです。
●着物は、長野県「高澤織物」のブルーグレー地極細縞上田紬。
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12月2日と同じです。
遠目にはほとんど無地です。

2014年購入。

●帯は、京都西陣「まいづる帯」のクリーム地袋帯。
「いわれ利休献上」と伝票にはありました。
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「いわれ」は「謂われ」。
故事来歴がある、ということだと思います。
「利休献上」は、利休が愛したような献上柄、という意味かな。

この帯のおかげで、何でもない紬がグッとグレードアップしました。
きものは帯次第。
実感です。

本日が初おろしでした。
2017年購入。

●帯揚げは、薄レモンイエロー無地縮緬。
2月2日、1月28日、20日、12月20日と同じです。
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●帯締めは、東京「平田組紐」白に紺と茶の丸組。
本日の着物・帯に、紺と茶の色味が合うような気がします。

多分20年以上前のもの。
デパートの催事で、お店の方が「これは間違いない」と勧めてくれました。




能活、楽しかったー。
「舟の外の人も、舟の中」なんて、まるで禅問答。
能がもっともっと見たくなりました。

ご一緒の皆様と、講師の先生と。
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 シャルウィーダンス名古屋帯で、日本舞踊の稽古へ 

2018/02/16
こんにちは。
fumikoです。



本日は、日本舞踊の稽古でした。


本日のコーディネートです。
●着物は、紺地大島紬風。
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いつもの稽古着です。
1月30日、19日、12日、12月8日、1日、11月28日、16日、3日と同じ。

身体に直線的なラインを作ってくれるので、お気に入りです。
稽古で汗をかいてシワだらけになりますが、一日陰干ししてきちんと畳んでおくと、次に着るときには目立つシワは消えています。
「本場」ではないようですが、これだけ役に立つ着物はありません。

私のお手入れ目安は、着用10回。
丸洗いにするか、しみ取り・汗抜きするかは、そのときの状態で決めます。
この着物もそろそろです。

●帯は、京都西陣「まいづる帯」の白地名古屋帯。
私は、「シャルウィーダンス」と名づけました。
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ワルツ(?)を華麗に舞う男女の柄です。
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日本舞踊の稽古にこの帯を締めるのがキモ。
ちょっと皮肉で、面白い。

●帯揚げは、サーモンピンク地葉っぱ柄飛び絞り縮緬。 
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●帯締めは、緑に白のライン平打ち。
私の中では、何となく春夏の帯締めです。
 



それにしても、昨日の羽生結弦くんはすごかった!
朝から何度見たことでしょう。

天才が逆境を乗り越えると、こんなことになるんですね。
彼の長い手足がどこまでも伸びて、世界を絡め取るのかと思いました。

少なくとも私は絡め取られました。
まさに、記憶に残る演技でした。




 教室だより2018/02/15  

2018/02/15
こんにちは。
fumikoです。


昨日は、パソコンが不調でしたが、
無事、復旧しました。

ご心配おかけしました。


本日は、「きもの教室」でした。
1月~3月全5回の3回目。

本日のメインテーマは、名古屋帯のお太鼓結びです。

お太鼓結びは、年配の方からお若い方までが結べる、最も一般的な帯結びです。
名古屋帯は、普段着から外出着、略礼装に対応できるものまで、さまざまな種類があります。

名古屋帯のお太鼓結びをマスターすれば、浴衣から色無地まで対応できるということです。


帯の注意点をいつくか。

・帯は一巻き目で決まります。
年齢に添った高さで、帯の下線をグッグッグッとしっかり締めましょう。

・二巻目は、右手か左手で絶えず帯にテンションをかけています。
「帯がゆるむ」という方は、どこかで力が抜けていますよ。

・二巻目のコツは、一巻目にピターッと静かに添わせること。
帯の生地にもよりますが、二巻目ではほとんど締まりません。

・お太鼓は、背中で帯がどうなっているか、手の感覚を覚えましょう。
指先のセンサーが大活躍です。
鏡を見ても、時間がかかるだけで、ほとんど無意味です。


私は、頻繁にきもの着るようになって、肩こりがほとんどなくなりました。
多分、手を後ろに回す機会が増えて、肩周りの血行が良くなったのだと思っています。

きものを着ると、いいこといっぱい!


本日の後ろ姿です。
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お二人とも頑張りました!
あれ、Fさん、ちょっとタレ先が浮きましたね、これは私の注意不足です、ごめんなさい。


お稽古のあとは、お茶の時間。
お茶は、いつもの大阪池田市「三丘園」の「雲井の白」、
お菓子は、京都「本家玉寿軒」の「紫野」です。

「紫野」は、大徳寺門前の一久がつくる大徳寺納豆を、和三盆の落雁の衣で包んだもの。
落雁の甘味と大徳寺納豆の独特の渋味・塩味が調和した名品です。
薄茶を引き立ててくれます。
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阪急うめだ本店にて購入しました。
 
床の花。
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●桃
●イリス

入れ方も写真もヘタで、お花に申し訳ない・・・
桃もイリスも、朝はつぼみだったのに、どんどん開いてきました。
やはり、春です。



教室は現在、大阪市弁天町オーク200の「生涯学習センター」で開設しておりますが、
この3月で、センターが閉館予定です。

Hさん、Fさん、
あと2回ありますから、しっかりお稽古して、春には「きもの」でお出かけしてくださいね。


次回も頑張りましょう!




 バレンタインデー 

2018/02/14
こんにちは。
fumikoです。


本日は、バレンタインデー❗


本日のお茶です。
20180214 1 


お茶は、いつもの大阪池田市「三丘園」の「雲井の白」、
お菓子は、鶴屋吉信の「心こめて」。

バレンタインデーの限定品です。




本日、パソコンが不調で、
初めてスマホから入力してます。

ウー、
もしかしたら、明日からしばらく休刊するかも。

どうかお見捨てなく、ときどき覗いてくださいませ。
よろしくお願いいたします😅





 能「老松」 

2018/02/13
こんにちは。
fumikoです。


少し前ですが、先月1月6日に大阪「山本能楽堂」の「たにまち能」に行きました。
能は「老松」と「胡蝶」。
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舞台に注連縄(しめなわ)は、お正月のお約束です。
20180213 2


まずは「老松」。
「老松」は「追い松」だとご存じでしたか?
(「老ゆ」と「追ふ」の活用に違いは無視していいのだと思います)
「飛び梅伝説」とともに「追い松伝説」があるんですって!
私は、恥ずかしながら、知りませんでした。

平安時代。
太宰府に流されることになった菅原道真公は、自邸の梅の木に向かい、
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」
という歌を残しました。
すると、梅は主人を慕うあまりに、太宰府に飛んできたのでした。
これが「飛び梅伝説」です。

京都の邸宅には、その梅と並んで、桜と松が生えていました。
桜の木は、道真公が梅にばかり歌を残したことを悲しんで枯れてしまったと言います。

その報せを配所で聞いた道真公は、
「梅は飛び桜は枯るる世の中に何とて松のつれなかるらん」
という歌を詠みました。

今度は道真公に「つれない」と咎められた松が、梅の後を追って太宰府へとやって来たのでした。
これを「追い松(老松)」と言います。


ここで思い出すのが、歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」。
梅王丸は道真公を追い、
桜丸は自害して、
松王松は、咎められたことを無念に思って息子の命を差し出します。

歌舞伎作者の「三段跳び的想像力」にただ驚くばかりです!



では本日は、能「老松」についてです。

能「老松」
●主な登場人物(主な装束)と配役
前シテ:尉(大口)山本章弘
後シテ:老松の精(初冠狩衣大口)
前ツレ:男(直面水衣大口)山本麗晃
後ツレ:紅梅殿 林本大
ワキ:梅津某 福王知登

●能の種類
一番目物 脇能 老神物

●あらすじ
都に住む梅津某(ワキ)が、太宰府の安楽寺に参詣すると、老人(シテ)と若い男(ツレ)が現れ、
境内の飛び梅(紅梅殿)・老松の謂われを語り、姿を消す。
実は、この二人こそ、梅・松の化身なのであった。

夜、某の夢枕に、松の精(後シテ)と梅の精(後ツレ)が現れ、舞を舞い、御代を寿ぐ。
(「銕仙会」のサイトを参考にしました)



「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」の歌が終曲部に引かれています。

お正月にふさわしい、祝言の曲でした。




 能「玄象(げんじょう)」 

2018/02/12
こんにちは。
fumikoです。



昨日、大阪天満宮前の「朝陽会館」で、仕舞「玄象(げんじょう)」を見ました。
20180212 3 (2)  
「琵琶」「箏」とのコラボでした。
(よろしければ昨日の記事もご覧ください)


本日は、能「玄象」についてです。

「玄象」とは、琵琶の名器の名前。
村上天皇が所有していたとされるそうです。

『平家物語』巻7の「青山の沙汰のこと」には、
仁明天皇の御代、掃部頭貞敏が渡唐した際、青山、玄象、獅子丸の3面の琵琶を授かり、海を渡ってきたが、龍神が惜しんだのか波風が荒くなってきた。
そこで獅子丸を海に沈め、他の2面を持ち帰り、天皇に捧げてお宝とした、
という趣旨の記述があります。
(「日本古典文学摘集」というサイトを参考にしました)

能「玄象」
●主な登場人物(主な装束)
前シテ:尉(無地熨斗目または小格子、水衣、腰蓑)
後シテ:村上天皇(初冠、紅入縫箔、指貫、単狩衣)
ツレ:藤原師長(もろなが)(風折れ烏帽子、厚板、指貫、単狩衣)
前ツレ:姥(摺箔または無地熨斗目、縷水衣)
後ツレ:龍神(赤頭、輪冠龍戴、紅入段厚板、赤地半切、法被)
ワキ:師長の従者(厚板、白大口、法被)

●能の種類
切能 五番目物 

●あらすじ
琵琶の名手・藤原師長(ツレ)と従者(ワキ)の一行が登場。
入唐を思い立ち、都を出て、須磨の浦に着いた。

尉(シテ)と姥(ツレ)の老夫婦が登場。
師長一行は老夫婦の塩屋で一夜の宿を借りる。
師長が琵琶を弾くうち、村雨が降り出す。

老夫婦は屋根に苫(とま)を敷き、雨の音と琵琶の音の調子を合わせるのだった。

尉(前シテ)は、絶対音感の持ち主だ!

その対処に感心した師長は、老夫婦に一曲を所望し、
尉は琵琶を、姥は琴で越天楽を奏でます。

ここは地謡が「越天楽の唱歌の聲。梅が枝にこそ。鶯は巣をくへ。風吹かば如何にせん花に宿る鶯。」と謡うところ。
20180212 1
(イラスト:渡辺睦子氏。昨日のプリントからお借りしました。)
昨日は、実際の琵琶と箏で演奏しました。

その素晴らしさに師長は入唐しようとした自らを恥じ、都に帰ると言う。
老夫婦は師長を引き止めて、自分達は玄象の主である村上天皇と梨壺女御の霊であり、師長の入唐を留めるために現れたのだと告げて姿を消す。

唐に行かなくても、日本が一番よ、ということなのですね。

村上天皇の霊(後シテ)が登場。
下界の龍神に獅子丸を持参するように命令し、師長に渡す。

師長が琵琶を弾くと、村上天皇の霊も舞を舞う。
20180212 2
(イラスト:同上)
昨日は、琵琶と箏にあわせて、仕舞を見せていただきました。
「獅子団乱旋(ししとらでん)」という曲です。

村上天皇の霊は天上へ昇り、師長は、琵琶を携えて都へと帰って行く。
(「大槻能楽堂」のサイトを参考にしました)



優れた日本を見直し、渡唐の修行を諦めさせる曲想は、奈良の春日大社が舞台の「春日龍神」と同じですね。
(よろしければ2016/10/14の「春日龍神」の記事もご覧ください。)

でも、「諦めさせる」ということは、
裏を返せば、外国に対する捨てがたい「あこがれ」があった、ということ。


芸能は文化史そのものですね。





 「野口」紬地あられ小紋・更紗柄名古屋帯で、「朝陽会館」へ 

2018/02/11
こんにちは。
fumikoです。



本日は、大阪天満宮前の「朝陽会館」に行きました。
「観て、聴いて、知って楽しむ能楽講座」のLesson2「仕舞『玄象』と古典楽器『琵琶』『箏』の調べ」です。


本日のコーディネート。
●着物は、京都「野口」の生成り色紬地あられ小紋。
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「あられ」と表現しましたが、小さいドットです。
そのドットの大小と濃淡で市松も浮かんでいます。

白に近い色なので、私の中では、立春過ぎから4月の肌寒い日までの着物です。
2012年購入。

●帯は、白紬地更紗柄名古屋帯。
20180211 1

これは1月から3月頃に登場する帯。
12月頃にタンスから出してみても、結局締めません。

コーディネートは、自分の心に聞くしかありませんね。
2012年購入。

●帯揚げは、水浅葱地赤の飛び絞り綸子。
12月17日、16日、5日と同じです。
20180211 5

●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)裏葉。
2月9日、4日、2日、1月13日、10月3日と同じです。




本日は、「琵琶」「箏」とのコラボによる仕舞「玄象」でした。
能「玄象」は、琵琶の名手・藤原師長のお話。
琵琶・箏の演奏場面が語られます

でも、能にあるからといって、その曲が雅楽に伝承されているとは限らないんですね。
本日の公演は雅楽奏者にとっても興味深い実験だったようで、神奈川の「金沢文庫」まで行って楽譜等を調べたとのこと。

また、その「琵琶」「箏」にあわせて仕舞を舞うのもご苦労があったことでしょう。


本日の公演は本当に興味深く、楽しいものでした。
ただ、やはり普通にお囃子の方がワクワクするかな、というのが正直な感想。

Iさんと。
20180211 3


いつか、実際の能「玄象」をみてみたい、と強く思いました。





 東レシルック小紋・蝶の丸名古屋帯で、お茶の週稽古へ 

2018/02/10
こんにちは。
fumikoです。



本日は、お茶の週稽古でした。

棚は二重棚。
棚の基本とも言える棚です。

私は一番の稽古でしたから、建水に杓と蓋置きを組んで運びました。


大阪は午前中から雨。
午後には本降りになりました。

そんな日の本日のコーディネートです。
●着物は、東レシルックグレー地市松取り草花柄小紋。
●帯は、グレー地蝶の丸名古屋帯。
20180210 5
蝶は、春から秋までいつでもいる昆虫ですが、季語としては春です。

●帯揚げは、白地に濃い赤の飛び絞り紋縮緬。
●帯締めは、京都「渡敬」の水色角八ツ三本合わせ。
12月27日、20日、17日と同じです。



稽古場と同じフロアで、東京銀座の某有名呉服店が展示会をしていました。
20180210 1

きもの好きの方なら、色を見ただけでお店の名がおわかりでしょう。
稽古の合間に、ちょっと覗き見しました。

雨だから選んだ東レシルックですが、こんな空間に居ると、ちょっと気恥ずかしい・・・
でもさすがに有名店の女将さんや店員さんは、こちらのそんな気分を取り払うトークで迎えてくれました。
雨のおかげで他のお客さんも少なくて、ゆっくり拝見させていただきました。

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いつかはお買い物をしてみたい呉服店です。





 橫段本場大島紬・紋綸子梅柄名古屋帯で、日本舞踊の稽古と「朝陽会館」へ 

2018/02/09
こんにちは。
fumikoです。



本日は、日本舞踊の稽古でした。

自分の稽古の前後、少し長居して先輩方の稽古を見せていただきました。

地唄「山姥」、
清元「青海波」、
小唄「白扇」、
地唄「雪」。

そして、私は地唄「万歳」。

とにかく「裾」が問題です。
「さばいて、ねじて、キリッ」。
多分、他の人には意味不明でしょう。
私たちの裾さばきの極意です。



本日のコーディネート。
●着物は、黒地橫段本場大島紬。
10月28日と同じです。
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「予備糸」の橫段です。
「予備糸」とは織る段階で不都合が生じたときのための備え。

「予備糸」が織り子さんの手元に貯まったとき、織り子さんが自分の感性でこういう物を織り上げるとのこと。

絣模様ではありませんが、軽さや艶やかさは、さすが本場です!

●帯は、灰色紋綸子梅柄名古屋帯。
1月19日と同じです。
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絞りです。
梅の花ですから、やはり1月~2月に締めたい帯。

しっかりした芯が入っているので、太鼓の形は案外簡単に決まります。
2000年購入。

●帯揚げは、薄ピンク地にグレーの飛び絞り縮緬。
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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)裏葉。
早春の空気の色です。



稽古のあとは、大阪天満宮前の「朝陽会館」に行きました。
月に1回の能講座です。
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前半は、能「葵上」の謡本を読み、
後半は、ワークショップ。

内容等はまたいつかね。


下は、本日のおまけ。
大阪天満宮の裏門前にある「繁昌亭」です。
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ライトの美しい絶妙の時間でした。




 2月8日「針供養」 

2018/02/08
こんにちは。
fumikoです。


本日2月8日は、「針供養」です。

12月8日と2月8日を「事八日(ことようか)」と言います。
このうちの一方を「事始め」、もう一方を「事納め」とする習わしがあります。

もともと「事」とは、神事や農事を指す言葉。
どちらを「事始め」と呼ぶかは、「事」を何と見るかによります。
「事」がお正月の神事なら12月8日が「事始め」、
「事」が農事なら2月8日が「事始め」というわけです。

関西では12月8日を「事始め」とするように思いますが、どうでしょうか。

いずれの場合も、その境目が「事八日」の日となります。

「事八日」のような境目の日は、仕事を休んで家で静かに過ごすのが習わしととされます。
この日は、いつもの針仕事を休み、使えなくなった古い針を供養します。
(「おうちで楽しむ季節の行事と日本のしきたり」監修:新谷尚紀 を参考にしました)

この「針供養」は、12月8日に行うところと、2月8日に行うところと、両日に行うところがあるんですって。

大阪天満宮は、2月8日です。
京都嵐山の法輪寺は、両日らしいですよ。
(法輪寺は、「十三参り」でも有名なお寺です。)

現代では家庭の針仕事は少ないでしょう。
しかし、縫製に関わる方や、服飾関係の企業・教育機関などでは、今でも大事にされている行事と聞きます。


本日の夕方のニュースで、京都の法輪寺での「針供養」の様子が流れました。

折れた針などを収めて、供養してもらいます。 
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コンニャクには、美しい糸を通した針を刺していました。
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私は、針を使うことは滅多にありませんが、
裁縫箱の中の針を大切にし(安全のためでもあります)、
針を使って縫製してくださった職人さんに感謝する日にしたいと思います。




 能「鷺」 

2018/02/07
こんにちは。
fumikoです。


かなり前の話ですが、今年1月3日に、大槻能楽堂の「新春能」に行きました。
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演目は
「翁」
「鷺」
でした。

本日は、能「鷺」についてです。

能「鷺」
●主な登場人物(主な装束)と配役
シテ:鷺(白地箔、白大口、白練壺折)観世喜之
ツレ:王(摺箔、指貫込大口、単狩衣(?))観世喜正
ワキ:蔵人(段厚板、白大口、掛直垂)福王茂十郎
ワキツレ:大臣(厚板、白大口、紺地袷狩衣)福王和幸

●能の種類
四番目物、特殊物

●あらすじ
都の神泉苑に御幸をした天皇が池のほとりで一羽の鷺(シテ)を見つけ、捕らえるように命じます。

シテは直面(ひためん)で、装束は真っ白です!

鷺は飛び立ち逃げてしまいますが、天皇に仕える蔵人(ワキ)が
「勅定ぞや」と鷺に呼びかけると、鷺は元の場所に戻り羽を垂れ、地に伏せました。

「勅定」とは、帝のご命令、ということですね。

人々は、鷺が戻って飛び下ったのは「天皇の徳である」と喜び、めでたいことだと盃を勧め合い、感心し、舞楽を奏します。
天皇は蔵人だけでなく、鷺にも五位の位を授けます。

それを喜んだ鷺は、「鷺乱(さぎみだれ)」を舞います。

天皇が放してやるように言うと、鷺は嬉しそうに飛び上がって姿を消したのでした。
(当日のプリントを参考にしました)



「ゴイサギ」の名の由来のお話でした。

「ゴイサギ」は、鳥のくせに「五位」とはどういうことか、の種明かし。
(「従五位」以上は貴族ですよ。)
帝のお召しに素直に従ったから、五位をいただいたんですね。

当日のプリントなどを見ると、これは『平家物語』巻五にあるお話とのこと。


シテは、少年か還暦を過ぎた能楽師しかしないそうです。
直面でもリアルな人間味が出ないことが重要なのでしょう。

後場の鷺の舞は、太鼓も入るのに、静かな舞で印象的。

「ゴイサギ」は白くない、とか、
「(地謡)放せばこの鷺、心嬉しく飛び上がり」ってことは、やっぱり自由がいいよね、とか、
ツッコミどころは結構ありますが・・・

全編清々しく、
慶祝の意に満ちた、
新春にふさわしい能でした。





 藤ピンク地飛柄小紋・「浅田」薄さびブルーつづれ帯で、礼法授業へ 

2018/02/06
こんにちは。
fumikoです。


本日は、装道礼法きもの学院「礼法高等師範科」の授業でした。

本日の科目は、
「美しい立ち振る舞い(7)(8)」(午前)と
「実技中間まとめ」(午後)。


本日のコーディネートです。
●着物は、藤ピンク縮緬地飛柄小紋。
12月5日、10月15日と同じです。
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1999年購入。

●帯は、京都西陣「浅田」の薄さびブルー地唐花丸紋つづれ帯。
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2015年購入。

●帯揚げは、白地に濃い赤の飛び絞り紋縮緬。
帯締めの色とついているので、白に緑でもよかったかな・・・
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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)海老茶。
帯揚げが濃い赤なら、こちらを薄緑でもよかったかも・・・




「美しい立ち居振る舞い(7)(8)」は、「物の受け渡し」。
まず、扇子の扱いの割稽古をしました。

ここでの私の注意点は、
帯に刺した扇子を取るとき、
まず左手を帯に当てて、その後、右手を扇子に持って行くこと。

つい両手を同時に帯に持って行きたくなります。
でも、それを左手→右手とメリハリをつけると、グッと品格が上がります。
教えていただいたから解りました。

その他に、客が風呂敷に包んだお土産を家の人に渡し、座布団に座る練習もしました。

ハサミの受け渡しの練習もしました。
これって、養成科のときはチンプンカンプンだったのですが、何となく自然にできるようになっているから不思議です。


「実技中間まとめ」は、客が襖を開けて部屋に入り、本を家の人に渡す実技です。

私の注意点は、襖の開け閉めのとき、前傾姿勢ができていなかったこと。
静かに手先を見ながら前傾姿勢で襖を開け閉めする姿は、舞のように美しい、はずです。

終了後には、台付袱紗の扱いも復習しました。


この頃やっと、お茶も日本舞踊も礼法も、その根幹は一つだと実感できるようになりました。

もう少しだけ、どれも続けて行こう。
「きもの」という強い味方の力を借りて。




 2月3日「節分」、2月4日「立春」 

2018/02/05
こんにちは。
fumikoです。



一昨日は、「節分」でした。

「節分」には、家で豆をまいて、鬼を追い払います。
ここには、中国の「追儺(ついな)」の儀式の影響もみられます。
「追儺」は「鬼やらい」ともいわれ、十二ヶ月それぞれの疫病神を表す十二匹の鬼に扮した鬼役を、松明(たいまつ)をかざして立ち回って追い払う儀式です。
今日の節分の豆まきは、「追儺」と、日本古来からあった豆占(まめうらない)の風習が混じり合ったものと考えられています。
(マナー検定テキスト「センスアップマナー3」を参考にしました)

節分には豆を蒔くほか、
地方によっては
柊(ひいらぎ)の枝に焼いたイワシの頭を刺したものを
魔除けとして、戸口に置いたり、軒下に吊したりする習慣もあります。 
私は、子どもの頃に見たことがあるかな、という程度ですが・・・


そして、昨日は二十四節気「立春」でした。

「暦」の上では、いよいよ春です。



下は、一昨日のお茶の週稽古の床。
広間で稽古でしたから、床は仮設です。
20180203 1
●赤芽柳
●椿

掛け物は、短冊「梅花雪裡春」。



明日は全国的に大雪とのことです。
でも、きっとどこかで春は生まれているはず。

まだ目に見えない春を、茶室では目で見て感じることができます。
なんて親切。

やっぱりお茶も止められません・・・





 道長取り色無地・欧州花文すくい名古屋帯で、お茶の月例研究会へ 

2018/02/04
こんにちは。
fumikoです。



本日は、お茶の月例研究会でした。

科目は、「二重棚」で
・軸飾り
・茶通箱
・炭所望
・筒茶碗薄茶

私は、「茶通箱」の正客を勉強させていただきました。
「茶通箱」の正客はタイミングが重要で、声かけがうまくいかないと、亭主の手が止まってしまいます。

教えていただきながら、何とか務めました。
それにしても、湯気の立ち上る濃い茶をいただけるのは、正客の役得です。
おまけに「茶通箱」だから二服も。
美味しかった-!


本日の私のコーディネートです。
●着物は、藤グレー地道長取り紋縮緬無地。
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12月11日、10月8日と同じです。
2012年購入。

「道長取り」というのは、
継色紙(つぎしきし)から取り入れた技法で、
いくつかの色・柄の違う模様を
ちぎって貼り合わせたようにおいたもの。

下は、手持ちの袋帯です。
これも「道長取り」ですよ。
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●帯は、京都「まこと織物」の生成り地欧風花文すくい名古屋帯。
ヨーロッパ風の草花、ということらしいです。
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2005年購入。

●帯揚げは、白地に濃い赤の飛び絞り紋縮緬。
1月23日、14日、12日、12月27日、24日、11月11日、10月27日と同じです。

本日は着物も帯も薄色なので、濃い赤を少し覗かせました。
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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)裏葉。
2月2日、1月13日、10月3日と同じです。

ボンヤリした色ですが、糸に艶があるので存在感はあると思います。



床の掛け物は、碌々齊(ろくろくさい)筆一行物「雪」でした。

碌々齊は、先々々代の表千家家元です。
隠居して「宗旦」を名のった人。

現家元は今月、隠居して「宗旦」を名のる予定です。
だから、本日はこの掛け物だったんですねー。


お茶室は、謎かけだらけです。




 よろけ縞小紋で、お茶と日本舞踊の稽古へ。 

2018/02/03
こんにちは。
fumikoです。


本日は、お茶の週稽古と日本舞踊の稽古でした。

お茶は、長板総飾り。
「座り火箸・立ち火箸」が一つのポイントです。

日本舞踊は、地唄「万歳」。
相変わらず、裾に苦労しています。


そんな本日のコーディネートです。
●着物は、深緑色一越縮緬地よろけ縞小紋。
20180203 3
1月28日と同じです。

この着物を作った呉服屋さんに寄るので、本日はこれにしました。
2017年購入。

●帯は、薄藤鼠塩瀬地八っ藤柄名古屋帯。
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塩瀬は、私の中では、春と秋の帯。
明日が立春ですから、一日フライングでした。

1997年購入。

●帯揚げは、水浅葱地に赤の飛び絞り綸子。
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12月17日、16日、5日と同じです。
結ぶと自然に赤がでます。
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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)曙色。
これも1月28日と同じです。




本日は節分。
稽古に行く前、お昼にいただきました。
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(近所のスーパーで購入しました)
恵方は南南東とのこと。
でも、わが家では丸かぶりはしません。

炒り大豆は、夜、「福は内」とつぶやきながら、10粒ほどいただきました。
香ばしくて美味しかったー。
これもわが家流。

こんな「節分」も悪くありません。




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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【お仕事帰りのきもの教室(お抹茶つき)】
●とき:月2回 木曜日 18:30~20:30
●場所:大阪市「弁天町ORC200生涯学習センター」和室
●内容:外出着の着装(初心者向き)とお抹茶のいただき方 
●お問合せ:上記学習センター(06-6577-1410)へ

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:2010年に装道礼法きもの学院大阪校入学。現在は礼法科に在籍。
●茶道:中2から始め、今も稽古に通っています。
●日本舞踊:幼少より断続的に稽古していました。2013年再開。2017年「名取り」。
●能鑑賞:2016年から見始めました。まだまだ若葉マークが取れません。


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