fumiko先生のキモノ手帖

弁天町ORC200生涯学習センターで「お仕事帰りのきもの教室(お抹茶つき)」開講。過去・現在・未来の生徒さんと、親愛なるキモノビトの皆さまへ。
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 下ざらえに、単衣小紋で 

2017/05/27
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本日は、日本舞踊「おさらい会」の下ざらえでした。
いわゆる「ゲネプロ」です。

本格的な能舞台です。
気持ちがきゅっと引き締まります。
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本日は、本番の着物の方もいらっしゃいましたが、私は別のものにしました。


本日のコーディネート。
●着物は、薄ピンク刷毛引き小紋単衣。
5月14日と同じです。
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刷毛引きは、糊を刷毛で置いてから染めるので、刷毛目が白く残ります。
遠目には無地に見えるかも知れません。

生地はシボのある単衣用。
シャリ感があって、着やすい着物です。

2002年購入。

●帯は、米沢「新田」のグレー地吉野格子名古屋帯。

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1月25日、12月10日、11月18日、10月24日、23日、12日と同じ。

これは、袴地(米澤平)の復興復元の技術から生まれた帯とのこと。
写真では全然わかりませんが、縦糸の色数が半端ではありません!

●帯揚げは、浅葱地に赤の飛び絞り綸子。
5月25日、4月26日と同じです。

少し赤をプラスしました。

●帯締めは、京都「渡敬」の角八(かくやつ)三本合片耳。
臙脂色、薄藤色、薄緑色の三色です。
3月16日、2月5日、1月28日、25日、17日、12月10日と同じです。

帯に同化させました。



明日はいよいよ本番です。
舞台用の着付けをプロにしてもらいますので、それも楽しみ。


何はともあれ、きちんと無事に舞台を務めたいと思います、はい。






 教室だより(4回目/全6回)  

2017/05/26
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昨日は、私の主宰する「きもの教室」でした。

単衣小紋と名古屋帯の練習が2回できました。
背中のシワもスッキリ取れて、Yさん、綺麗に仕上がりました。
もちろんお抹茶タイムもありましたよ。


昨日の教室で使った芍薬が自宅でこんなに開きました。
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先日買った令法の残りと一緒に入れました。
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●芍薬(しゃくやく)
●令法(りょうぶ)



すごいエネルギーですね。

この生命力にあやかって、私も頑張りまーす!






 必然の小物を身につけたい 

2017/05/25
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本日は、私の主宰する「きもの教室」でした。
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小さな教室ですので、内容はほぼご要望に添います。
本日は、単衣小紋と名古屋帯の練習をしました。
詳細はまた後日。

本日の私のコーディネートです。

●着物は、結城「奥順」の濃紫地結城ちぢみ単衣。
5月4日と同じです。
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地下鉄の駅のベンチでパチリ。
上前の衽(おくみ)です。
紫濃淡の太い縞に、草の葉(?)の模様が織り出されています。

「こんばんわー」と教室に入ってきたYさん。
挨拶もそこそこに「この着物、何ですかー?」と尋ねてくれました。

それです!
それを訊いて欲しくて、本日はこれにしました。

「これね、結城ちぢみ、単衣に向いているんですよ。」
「ホラ、触って、触ってー。」
「結城ちぢみはね、結城紬が国の重要無形文化財に指定されたとき、強撚糸を使用しないことが条件の一つだったから現在は少ないけど、昔はちぢみもたくさんあったんですって。」
「これはね、結城の『奥順』という会社が、機械で織れるように工夫した『はたおり娘』というブランドなんよー。」
「機械と言っても、自動やないよ、知恵と工夫の結晶だー!」

約5分。
憑かれたように語ってしまいました(^_^;)

●帯は、京都周山「かつやま」のグレーベージュ地横段名古屋帯。
5月11日、4月21日、12月9日、11月14日、6日と同じです。
10月の単衣にも締めました。
「織周山」というブランド名です。

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あれ、5月11日も教室でしたね。
帯、かぶってしまった・・・

●帯揚げは、浅葱地赤の飛び絞り綸子。
4月26日と同じです。
本日は、赤がこれだけなので多めに出しました。
少し野暮ったいけれど、この赤がやめられません。

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●帯締めは、黒に赤のラインの真田紐に黒と緑のガラスの帯留め。
5月13日、3月21日、2日、2月27日と同じです。

帯留めの緑のおかげで、着物の紫が冴えます。
この緑を活かしているのが、黒。
ここは黒しかないよねー。

小物は必然。
「それ以外にはあり得ない」
そんな小物を身につけたいものです。



本日の床の掛け物は「松樹千年翠」の短冊。
花は、スーパーで買ったもの。
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●芍薬(シャクヤク)


花は、床の下座寄り3分の1の位置に置くのが基本。
(真ん中や、床柱に掛けることもあります)
自分で床飾りを考えるようになって、それまで「何となく」だったことが急に身に迫って「現実」になりました。

やはり「始めることが大事」。
実感です。





 地唄「虫の音」、夜の声冥々たり 

2017/05/24
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先日、「舞扇会」という舞踊会に行きました。

印象に残るものがいくつかありました。
その中で特筆は、地唄「虫の音」でした。

番付の「ご鑑賞の手引き」には
能『松虫』キリ(最後の部分)の詞章を、後半「面白や」以下にはほぼそのまま取り入れられています。
とあります。

●地唄「虫の音」詞章(後半)
面白や
千草にすだく虫の音の
機織る音は
きりはたりちょう
きりはたりちょう
つづりさせちょう
蜩(ひぐらし)
きりぎりす
色々の音色の中に
わきてわが偲ぶ松虫の声
りんりんりんりんりんとして
夜の声冥々たり
すわや難波の鐘も明け方の
朝間にやなりぬべし
さらばよ共にと名残の袖を
招く尾花のほのかに見えし跡絶えて
草茫々たる阿倍野の原に
虫の音ばかりや残るらん
虫の音ばかりや残るらん


ここが、能「松虫」のキリと同じということです。

で、本日は能「松虫」です。
季節はずれですが、ご容赦くださいませ。


松虫
●主な登場人物
前シテ:里の男(水衣大口男出立=労働に従事する男の扮装)
後シテ:男の霊(水衣大口痩男出立=男の亡霊の扮装)
ワキ:酒売りの男(素袍上下出立=一般的な男性の扮装)

●あらすじ
摂津国阿倍野の市の酒売り(ワキ)のもとに、いつも訪れては仲間達と酒宴をしていた若い男がいた。

大阪市の阿倍野です。
「あべのハルカス」の阿倍野ですよー。

それにしても酒売りがワキとは!

肌寒い秋の朝、男達がいつものようにやって来た。
酒売りは、男が漏らした「松虫の音に友を偲ぶ」の事情を尋ねる。

あら、朝から飲むのね。

男は語る。
昔、この阿倍野の松原を連れ立って通る二人の男がいた。
ちょうど松虫の鳴き声が面白く聞こえてきたので、一人がその音を慕って聴きに行った。
暫くしても戻ってこないので、心配したもう一人の男が見に行くと、さきの男は草の上に倒れて亡くなっていた。
死ぬときは一緒と思っていたのにと泣き悲しむが、どうしようもないのであった・・・

男同士の友情か?
はたまた、恋情か?

男は、実は自分がその残された男の幽霊なのだと明かして消え失せる。

秋の夜更け、酒売りが男のために弔いをしていると、以前の男(後シテ)が往時の姿で現れた。
男は、友と心を通わせた日々、友との心をつなぐ酒の徳などを語り、旧懐の舞いを舞う。

そうしているうちに、空は白みはじめた。
男の霊は消え、虫の音だけが残っているのであった。



旧懐の舞いの部分がこの能の見所です。
地唄「虫の音」の後半に取られているところでもあります。
地唄は、イイトコドリをしているのですね。

能では、男の友情か恋情か気になるところ。
しかし、地唄はそこにはあまり注目していません。
「亡き人を偲ぶ」ものとして、追善の会などでよく舞われる曲です。


ちなみに、古典の「松虫」は今の「鈴虫」です。
だから、りんりん。

これを「夜の声」と表現するのは、すごいなー!



本日のおまけ。
何でもない駐車場の隅に、白い花が・・・。
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●オルレア・ホワイトレース?

管理する方に名前をお聞きしたら、「レースフラワー」とのこと。
でも、調べると「オルレア・ホワイトレース」かな。
いずれにしても5月から6月の花です。

名もない花はないけれど、名を知らぬ花だらけです。




 シルック小紋で最後の稽古 

2017/05/23
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本日は、日本舞踊の稽古でした。
本日のコーディネートです。

●着物は、灰青とピンクの小市松柄東レシルック小紋単衣。
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稽古ですので、裾さばきと袖の出し入れをメインに考えて、これにしました。
おさらい会の舞台では流派の揃え衣裳ですから、これより舞いよいはずです。
(単衣より袷の方がダンゼン舞いよいのです。)

2001年購入。
昔の東レシルックにしては生地が柔らかく着やすいきものです。
単衣用の生地として裏は薄緑に染められています。

●帯は、白地博多献上帯。
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いわゆる「三献」。
献上柄が3本入っています。
真ん中が「独鈷(どっこ)」、左右が「華皿」、間に縞。

一番古めかしい柄ですが、色が柔らかいので上品です。

博多帯は一年中締めることができます。
私は、この帯は色が薄いので、春から単衣の時季に使います。

購入日を書くという習慣のなかった頃のもの。
多分、1980年代の購入です。

●帯揚げは、極薄ピンク地リンゴに黒水玉模様紋縮緬。

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5月20日と同じです。
本日は思いがけず、可愛いリンゴが少し覗きました。

●帯締めは、栗梅色昼夜四分紐に陶器の丸帯留め。
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帯留めの藍色と四分紐の栗梅色は、着物の色に合わせました。



おさらい会前の稽古は本日で終わりました。

本番は、5月28日日曜日、12時から。
大阪能楽会館です。

お近くの方、入場無料ですので、是非お越しくださいませー!








 夏もきものを楽しみましょう! 

2017/05/22
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本日は、夏のきものについて。

先日、お茶の稽古場で後輩が「夏のきものはもっていない」と話していました。
まだお稽古を始めて3年くらいのお若い方。

「これから必要になるね」、なんてお話ししました。
話はそこで終わったのですが、もし相談されたら、と考えてみました。


●着物の1枚目は、お茶を中心に考えるなら、やはり絽の小紋が良いでしょう。
柄の少ないものを選べば、お茶会にも対応します。
もちろん、お芝居やクラス会など、オールマイティです。
あまり白っぽくない方が、写真には綺麗に写りますよ。

●帯は、絽綴れか絽の名古屋帯が良いでしょう。
単衣の時季から晩夏(8月)まで万能です。

●帯揚げは、お茶を中心に考えるなら、薄色の絽が良いでしょう。

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これは私が初めて自分で買った夏の帯揚げ。
もうかれこれ40年前!
薄いピンク地に、絞りの団扇です。
こんなのがあれば、オールマイティです。
絽目が細かいので、盛夏(7月~8月)向き。

下のようなタイプもこの頃よく見ます。

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白地に濃い赤の小さい絞り。
これは乱絽になっていますが、細かいので盛夏向き。
白は衿や足袋と呼応するので万能です。

私の好きな飛び絞りも良いですね。

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水色地です。
絽目が細かいので盛夏向き。

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白地ですが、この色(濃い赤)は少し年配向きです。
これも絽目が細かいので盛夏向き。

単衣の時季は、たて絽や絽目の粗いものが良いでしょう。

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白と緑のぼかし。
絽目が粗いので、単衣から盛夏まで。
白とのぼかしは夏の着物に合いやすいですよ。

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たて絽の小桜小紋。
単衣から盛夏向きです。
着物も帯も無地っぽいときなどに。
写真では見えにくいですが、水色とピンクのぼかしです。

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白地に黒の絞り。
私がよく使うものですが、黒は若い人にも合います。
生地が厚めで絽目が粗いので、単衣から盛夏向き。

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これは、1枚目の絽の小紋ではなくて、その次に。
夏結城や夏大島など、おしゃれ度の高いものに向いているでしょう。
単衣から盛夏まで。


●帯締めは、冠(ゆるぎ)組などのあっさりしたものなら袷用でOK。
夏用には涼しげなものがあります。
選ぶときは、お茶を中心に考えるなら、白ベースの薄色が良いでしょう。



帯揚げや帯締めは、どんなときも重要です。

お気に入りの小物を用意して、夏もきものを楽しみましょう!





 舞踊会に、控えめ小紋で 

2017/05/21
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本日は、大阪の国立文楽劇場に行きました。
「舞扇会」という舞踊会です。

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本日のコーディネートです。
●着物は、薄緑地あれれ小紋単衣。
極小水玉とそれよりは大きめの水玉で大きく市松になっています。
おまけに地紋もあって、近くで見ると複雑な模様に見えます。

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遠目には無地に見えるような小紋。
着物は少し控えめに装いました。

●帯は、京都西陣「まこと織物」の白地松皮菱模様すくい名古屋帯。
3月25日と同じです。

たくさんの色が用いられているので、華やかで、しかも着物に合わせやすい帯です。
糸が細いので、単衣の時季までOK。

●帯揚げは、白地に赤の飛び絞り紋綸子。
5月14日、11日、7日、3日、4月24日、2月26日、12月4日、10月23日と同じです。
古典ぽい装いのときは、だいたいこれ。

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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)曙色。
初めはもう少し落ち着いた白っぽいものを考えていました。
ところが、それだと帯が着物からかけ離れた感じになってしまいました。
このくらいの色のほうが、逆に落ち着かせるように思います。

色はまだまだ勉強中。
実践あるのみです。



本日は良いものをたくさん見せていただきました。

お家元の「梅の月」、お師さんの「夕顔」。
若有子さんの「虫の音」。

美しい。
静かなエネルギーが舞台の隅々にまで充満します。
頭の先にも、あごの先にも、肩の先にも。
指先にも、つま先にも、目の先にも。


自分の目指す舞を、改めて教えていただいた一日でした。





 お茶週稽古に、みさやま紬? 

2017/05/20
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本日は、お茶の週稽古でした。
お茶のときは、柔らかものが基本です。
柔らかものは、道具にも人にも優しいから。
先生はいつも柔らかものをお召しです。

私は、いつも必ずきものの先輩に倣って、固いものも着ます。


で、本日のコーディネートです。

●着物は、灰青地に紺の十字絣みさやま紬単衣。
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端切れも何も残っていないのですが、畳紙に「みさやま紬」と私が書いています。
多分、購入したときのお店の話から書いたのだと思います。

みさやまが三才山なら、長野県の紬です。
草木染めにこだわり、織りにこだわり、たった一件の工房で作られているとのこと。

縦糸は生糸、緯糸は手つむぎ糸。
緯糸には太細があって、全体は艶やかです。

一見無地のように見えますが、大小の十字絣が飛んでいます。
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袖には3箇所。
何でもない絣の、このバランスがお気に入りです。

1996年購入。

●帯は、「帯屋捨松」の白地格子模様八寸名古屋帯。

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1月28日、10月2日と同じです。
縦のユラユラが面白い。

1996年購入。

●帯揚げは、極薄ピンク地リンゴに黒水玉模様紋縮緬。
ほとんど見えませんが、こんなポップな柄です。
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●帯締めは、黒丸組自然石つき。
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5月9日、3月30日、12月6日と同じです。



本日の床は、故久田宗也宗匠の短冊で「杜鵑一声(とけんいっせい)」。
「杜鵑」とはホトトギスのこと。
夏ですね。

花は。
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●花菖蒲


木製の手桶が何ともピッタリです。





 東レシルック無地は気楽です 

2017/05/19
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本日は、ある「月例着装研究会」に出席しました。
尊敬する先生の元に数名が集まって、一つのテーマで研究します。

本日のテーマは「自装(自分できものを着ること)」です。
集まったのは、きもの学院の教授科卒業生ばかり。
だから、「自装」を他人様に教えるときのポイントが研究テーマです。

何となく思っていたことを先生に断言していただくと、自信が持てます。
まったく忘れていたことも思い出させていただきました。

次回の私の教室でも活かせることがたくさんありました。
先生、ありがとうございました!


さて、本日のコーディネート。
●着物は、桜ねず東レシルック無地単衣。
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本日は着装の練習をするので、東レシルックにしました。
紋は入れていないので、無地ですが気楽に着ることができます。

●帯は、白地唐花名古屋帯。
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4月2日は紺地大島もどきに締めました。

すくい帯、だと思います。
唐花は季節を問いませんが、私は春から6月の単衣の時季によく締めます。
赤の分量が好きな帯です。

2002年購入。

●帯揚げは、薄緑地辻が花風飛び絞り紋縮緬。
5月16日、4月22日、3月5日、11月5日、10月30日と同じです。
帯締めの色と合わせました。

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●帯締めは、東京上野「道明」の冠(ゆるぎ)裏葉。
4月6日、3月13日、2月11日、3日と同じです。

ピンクの着物にはグレーの帯締めも大好きなのですが、この着物にすると着物のグレー味が強く出すぎてどんよりします。

あらまあ。
色って、今さらですが、不思議です。


本日のおまけ。
スーパーの花屋で、こんな花がありました。
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●姫令法(ヒメリョウブ)

まだほとんどつぼみです。
開くと、可愛い星形になるんですよ。

涼感たっぷり、季節の枝もの。
敢えて一種にして、丹波の壺に入れてみました。


ス-パーの花屋も目が離せません。




 5月21日「小満」は、ちょっと満足? 

2017/05/18
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来る5月21日は二十四節気の「小満(しょうまん)」です。

陽気盛んにして、万物しだいに長じて満つるといわれています。
(「カラー図説日本大歳時記」講談社を参考にしました。)

麦も成長して「ちょっと満足」だから「小満」という説もあるようですよ。
ホンマカ?

二十四節気は、1年を24に分けて季節を表す名称。
旧暦の時代には、農耕に欠かせないものでした。
太陽暦の現代でも、季節の節目を示す言葉として使われています。

お茶の研究会くらいでは、これくらいから単衣がOKになります。
ただし、茶道の専門学校では5月31日まできっちり袷とのこと。
私の通っているきもの学院でも先生方は5月31日まで袷。

郷に入っては郷に従え。
外気温や体感気温に従うときと、ルールに従うときがあるってことですね。


●夏の二十四節気(日付は2017年)
立夏(りっか)=5月2日
小満(しょうまん)=5月21日
芒種(ぼうしゅ)=6月5日
夏至(げし)=6月21日
小暑(しょうしょ)=7月7日
大書(たいしょ)=7月23日



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白詰草(シロツメクサ)です。
別名クローバー。
見ればつい四つ葉を探してしまうのは私だけでしょうか?

俳句の季語としては「春」です。
でも花期は春から秋。

可愛くてどこか懐かしい花です。

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根粒菌の作用により窒素を固定することから、地球を豊かにする植物として緑化資材にも用いられているとのこと。(Wikipedia)

ちなみに写真に見える石は、京都市電の路面に使用されていた敷石です。
御影石という良質な石。
京都市内の寺社の参道や、学校や観光地の石畳に再利用されているんですよ。

本日の京都某所でしたー。







 先斗町歌舞練場「鴨川をどり」 

2017/05/17
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先日(2017/05/14)、京都先斗町の「鴨川をどり」に行きました。

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「鴨川をどり」は明治5年に始まりました。
平成10年までは春と秋の年2回公演でしたから、今年は180回の記念公演です。

加えて、先斗町歌舞練場も90年目。

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どの窓ガラスもゆらゆら歪む懐かしい雰囲気です。
窓の外は鴨川。
90年前は、このような高い建物は珍しかったとのこと。
訪れた人びとは、ベランダからの鴨川の景色を楽しんだことでしょう。


お席は、前から5番目の花道の横でした。
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花道は、黒々と光っていました。
スッポンが動くと、ギギと小さく鳴ったような・・・


「鴨川をどり」はいつもお芝居仕立てが楽しいものです。
今年は「源平女人譚(げんぺいにょにんものがたり)」。
木曽義仲をめぐる巴御前と山吹の悲しい物語です。
コンパクトながら、芸妓さん達の一流の芸でグッと胸に詰まるものがありました。

後半は「八千代壽先斗町」と題した6景の舞踊。
最後は華やかな総踊りで、芸妓さんや舞妓ちゃんたちが客席に手ぬぐいを巻いてくれます。
花道に立った舞妓ちゃんが、手ぬぐいをポトリと手渡すように落としてくれたんですよー。
感激!



その日のお土産。
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・番付
・菓子皿
・手拭い



京都では、祇園甲部歌舞練場や南座が耐震調査・工事で休館しています。
(今年4月の「都をどり」は京都造形大「春秋座」でした。
12月の「顔見世」は「京都ロームシアター」です。)
近いうちに新しい姿を私たちに見せてくれることでしょう。
先斗町歌舞練場も、いつかはそうなるかもしれません。


それは建物が生きている証拠。
それらの「古くて新しい」姿が楽しみです。





 利休白茶紬地小紋単衣に悪戦苦闘 

2017/05/16
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本日は日本舞踊の稽古でした。
大阪の最高気温予想は25°。
で、単衣にしました-。

本日のコーディネート。

●着物は、利休白茶紬地唐草小紋単衣。

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「利休」というのは少し緑味を帯びているということ。
「利休白茶」は少し緑味を帯びている白っぽい茶色です。
柄は、唐草とか鳳凰とか波とかいろいろ。

産地は不明ですが、真綿ではなくて生糸の紬地に染めている小紋です。
着てみると、裾さばきは悪くないのですが、生地が硬めなので袖の出し入れが少しやりにくい。
稽古着としては「△」でした。

2009年購入。
予想に反して帯が難しく、これまでに1~2回しか着たことがない着物です。

●帯は、京都「荒川」の藍色地京袋帯。
「さんび」というブランドの帯です。
2月12日と同じ。
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本日は、上の着物に手持ちの帯を合わせて悪戦苦闘でした。
アーデモナイ、コーデモナイ。
これだから8年間ほとんど眠っていたのよね。

で、思い出したのがこの帯です。
これは自宅用で、外出にはほとんど締めたことがありません。
まあいいか。
なんとか帯の柄の薄茶色が着物の色と合うかも、です。

●帯揚げは、薄緑地辻が花風飛び絞り紋縮緬。
4月22日、3月5日、11月5日、10月30日と同じです。
着物の地色に緑味があるので、この色にしました。

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●帯締めは、黄色三分紐に陶器の丸帯留め。
帯留めの両橫で三分紐に結び目を作っているのがわかりますか?
帯留めのスルスル防止です。
紐の二本使いもいいのですが、本日はこんなことをしてみました。

帯留めは、丸の陶器に藍色の麻の葉模様です。
多分、男性のループタイ。
昔はこんなものを買って遊んでいました。



稽古場では先輩達が一生懸命お稽古していて、励まされます。
今月末の「おさらい会」にむけて、皆さんクライマックス。
もちろん私も。

帯の悪戦苦闘もどこへやら、です。
何事も一生懸命取り組むことが、一番のストレス解消になるようです。









 「石橋」の獅子舞は、ぶつかり合い 

2017/05/15
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先日(2017/5/13)の舞踊会で「連獅子」が出ました。
その舞台は素踊りでしたが、歌舞伎などの舞踊では獅子の毛振りが勇壮ですね。
本日は、その源流である能楽「石橋(しゃっきょう)」についてです。


石橋
●主な登場人物
前シテ:樵(観世流では少年)
後シテ:獅子
ワキ:寂昭(じゃくじょう)法師

●あらすじ
中国・インドの仏跡を巡る旅を続ける寂昭法師(ワキ)は、中国の清涼山(しょうりょうぜん)の麓にたどり着いた。

ワキが最初に登場するのはお約束です。
寂昭法師は、もと大江定基という貴族で、平安時代に入唐渡天(にっとうとてん)を果たした有名人。
でも、本当は若いときに恋人と死に別れて出家したという、人間くさい人でもあります。
ちなみに、舞踊では清涼山は「せいりょうざん」と言います。

そこにひとりの樵(前シテ=観世流では少年)が登場。
寂昭法師と言葉を交わし、橋の向こうは文殊菩薩の浄土であること、この橋は狭く長く、深い谷に掛かり、人の容易に渡れるものではないことなどを教える。
そして、ここで待つが良いと告げ、姿を消す。

中入りに後見によって舞台正面に一畳台と牡丹が据えられる。

「一畳台」というのは、広さ約畳一枚分、高さ約20㎝の台です。
能楽の「作り物(舞台の道具)」の一つ。
舞踊でも用いられます。

ちなみに、「百獣の王」=獅子に「百花の王」=牡丹は付きものです。
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(Wikipedia)
獅子にとって牡丹の露は身中の虫の唯一の駆除剤になるという話もあるそうですよ。

寂昭法師が待っていると、やがて、橋の向こうから文殊の使いである獅子が現われる。

香り高く咲き誇る牡丹の花に戯れ、獅子舞を舞ったのち、もとの獅子の座、すなわち文殊菩薩の乗り物に戻り、この世を寿ぐ。

(Wikipedia等を参考にしました)



「一畳台」が文殊菩薩の乗り物になるんですね。

能楽の「作り物」は抽象性が高いので、何にでもなります。

変幻自在!


能では獅子は一体がノーマルスタイルらしい。

小書(こがき=特殊演出。観世流では「大獅子」)によって、獅子が二体以上になることもあるそうです。

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(資料:「粟谷能の会」よりお借りしました)



舞踊で見る「連獅子」は、「小書」の演出を踏襲しているのですね。


獅子舞は体力の限界に挑戦する動きが要求されるとのこと。

これは囃子方とのぶつかり合いにつながります。


これは舞踊も同じです。

獅子同士のぶつかり合いであり、長唄やお囃子とのぶつかり合い。


そんな、火花の散るような舞踊の舞台は何度か見ました。



能の、気迫のぶつかり合いも、是非見てみたいものです。






 お気に入りなのに、「あれ?」 

2017/05/14
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本日は京都です。
京都の5月と言えば、「鴨川をどり」。
京の五花街の一つ、先斗町歌舞会が行う舞踊会です。

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そのあと、京都国立博物館にも行きました。

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詳細はまた後日ね。


本日のコーディネートです。

●着物は、薄ピンク刷毛引き小紋単衣。
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刷毛引きは、糊を刷毛でおいてから染めるので、刷毛目が白く残ります。
職人さんの感覚なので、同じものはないそうです。

2002年購入。

●帯は、京都周山「かつやま」のあきつ絹焦げ茶地唐花市松袋帯。
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5月2日(記事10日)、3月21日、12月20日、13日、11月3日、1日、10月28日と同じです。
本来は単衣用の袋帯ですが、昨年は秋から初冬まで締めました。

で、本日はいよいよ本領発揮。
単衣にピッタリの質感です。

あれ?
本日のお出かけには、落ち着き過ぎだった?

●帯揚げは、白地に赤の飛び絞り紋綸子。
あれ?
もっと赤をたっぷり出して、京風にするつもりだったのですが・・・。

●帯締めは、黒に赤のラインの真田紐にガーネットの帯留め。
ガーネットは、赤黒くて地味ですが、陽の光やライトを受けると小さくきらりと光ります。
あれ?
本日はもう少し大きめの珊瑚の方が良かったかな・・・?
真田紐はベージュの方が良かったかな?


本日は、着物も帯も、帯揚げも帯留めも、どれも私のお気に入り。
なのに、「あれ?」だらけです。
お気に入りのトータルがお気に入りのコーディネートにはならないという例です。

ま、そんな日もあるよね。
コーディネートに、「こーでねーと(こうでなくっちゃダメ)」はありません。


その日その日の、一期一会を楽しむといたしましょう!





 ヒヤッとした風が心地よい日 

2017/05/13
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本日は、大阪国立文楽劇場に行きました。
「新進と花形による舞踊・邦楽鑑賞会」です。
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山村流家元直門の若い方が地唄「鐘ヶ岬」を舞うので、是非見てみたいと思いました。

今後、有力な舞手になる方だと思います。
どうかご精進くださいませ。


本日は、大阪の予想最高気温23°。
おまけに雨が90%。

ということで本日のコーディネートです。
●着物は、泥大島紬。

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4月14日、3月15日、11月12日、10月28日と同じです。

本日は雨の予想でしたので、大島にしました。
着心地も見た目も暑苦しくないので役に立ちます。

2006年購入。

●帯は、生成り生紬地ジャワ更紗柄名古屋帯。
2月19日と同じです。
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生紬は、冬以外の3シーズンに対応します。
私は春から初夏・初秋に締めることが多いかな。

この帯のおかげで、袷でありながら初夏らしくなりました。
インパクトのある柄なので、色数を多くしないコーディネートがスッキリします。

2009年購入。

●帯揚げは、紫濃淡紋縮緬。
この帯揚げを合わせたら、着物の濃い紫味が浮き立ってきました。

5月4日と同じです。
広げると大きな市松模様になっているので、色の出し方は工夫次第です。
20170513 5


●帯締めは、黒に赤のラインの真田紐に黒と緑のガラスの帯留め。
3月21日、2日、2月27日と同じです。

黒の真田紐は役に立ちます。
でも、真っ黒では多分ダメ。
細い赤のラインが世界を広げる感じがします。



本日は、結局雨には遭いませんでした。
折りたたみ傘と雨ゴートはバッグに入ったまま。

ヒヤッとした風が吹き、袷の大島に心地よい一日でした。





 「単衣」のルール 

2017/05/12
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本日は、5月の「単衣」について。

きものの基本ルールでは、「単衣」は6月と9月、


キモノビトにとっては常識です。

でも、大阪辺りでは、5月になると夏日が訪れます。
夏日とはその日の最高気温が25°以上の日のこと。

そんな日 、私は選択肢に「単衣」を加えます。
5月になって夏日になると、「袷」と「単衣」の中から選ぶ、ということ。
結城などの真綿系やシボの高い縮緬などは、すでに4月初め頃から選択肢からはずれています。
だから、4月より5月の方が選択肢が多い、とも言えます。


これまでの5月のコーディネート。

5月2日は、シボの低い縮緬の「袷」。
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5月3日は、「袷」の付下げ。
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5月4日は結城縮の「単衣」。
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5月5日は「袷」の本場大島。
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5月7日は、「袷」の小紋。
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5月9日は「袷」の大島もどき。
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5月11日は「単衣」の付下げ。
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結果として「袷」と「単衣」が行きつ戻りつ、です。
5月も後半となれば、だんだん「単衣」率が高まるかも知れません。

そして、6月に入ると選択肢から「袷」は完全に消えます。
6月に入って「真夏日」(30°以上の日)になると、私は「薄物」を選択肢に入れます。

結果として「単衣」と「薄物」が行きつ戻りつ、になるでしょう。
6月も後半となれば、だんだん「薄物」率が高まるかも知れません。



「単衣は6月と9月」というルールも大切な文化。
でも、季節に教えられながら装いを変えていくことは、もっと大事なルールです。

きものは、季節を纏うもの。

きものの醍醐味です。






 ♪藤の花房いろよく長く~ 

2017/05/11
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本日は、私の主宰する「きもの教室」でした。

本日のコーディネート。
●着物は、藤色地藤柄付下げ。

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大阪では、藤の花は終わりました。
でも、どこか深い山の奥では、ひっそりと藤の花房が咲き誇っているかも知れない・・・。
「♪藤の花房いろよく長く」(藤音頭の冒頭です)
なんて、勝手にこじつけて、この藤の付下げにしました。

5月に単衣を着たいときにちょうど良い単衣だと思います。

●帯は、京都周山「かつやま」のグレーベージュ地横段名古屋帯。

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4月21日、12月9日、11月14日、6日と同じです。

久米島紬(4月21日)から、本日のように軽い付下げまで守備範囲は広い。
部分的に引き箔です。
あっさりしているようで、力のある帯。

●帯揚げは、白地に赤の飛び絞り紋綸子。
5月7日、3日、4月27日、14日、6日ほかと同じです。
少し赤が欲しいときに役に立ちます。

●帯締めは、白に薄緑ぼかし平打ち。
5月7日、3月25日、24日、2月26日、12月4日、10月23日と同じです。

両房は白。
片方に薄緑ぼかしがあります。
こういうときは、私は薄緑ぼかしを自分の左にします。

私は写真を撮るとき、自分の左から撮ってもらうことが多いので、その点でもポイントは左にします。



本日、クリップを使わないアップを自分でしました!
使ったのは、櫛、アメリカピン・Uピン、黒ゴム、ジェル、スプレー。
ほとんど初めてです。

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もちろん美容室のクオリティにはかないません。
でも、自力のアップで、いつもの自分からちょっと抜け出しました。

初めからあきらめないで「やってみる」って大事ですね。

あ。
連休の「きもの研修」の影響かも知れません。

「出逢い」は人の心を動かすんだなー!







 慶長風小紋で松竹座夜の部へ 

2017/05/10
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去る5月2日、大阪松竹座に行きました。
「五月花形大歌舞伎」夜の部です。
初日でした。

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遅まきながら、その日のコーディネートです。

●着物は、ベージュ地慶長風小紋。

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「慶長風」は私が勝手に名づけました。
「慶長小袖」の特徴に似ていると思うからです。
全体が大きく斜めに区切られ、紅・白(ベージュ)・茶に染め分けられています。
紅と茶の中には染疋田の草木の柄があります。

縫いや箔はありませんが、かなり個性的。
ぴったりの帯に出会わないまま、あまり出番のなかった小紋です。
ここ数年は眠り姫でした。

1996年購入。

●帯は、京都周山「かつやま」のあきつ絹焦げ茶地唐花市松袋帯。

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3月21日、12月20日、13日、11月3日、1日、10月28日と同じです。

個性的な小紋・付下げにも、無地感の大島にも、スッと寄り添ってくれます。
それでいて、自分を失わない強さもある。

本日は、眠り姫だった個性的な小紋を呼び覚ましてくれました。
内心、ムフフ、です。

「明恵上人」と、私がひそかに呼んでいる帯です。
(よろしければ10月28日「本日の帯は明恵上人?」もご覧ください)


●帯揚げは、白地に赤茶の飛び絞り紋綸子。
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こんな個性的な着物のときは、色数を増やさないのが鉄則。
本日は衿の白と合わせました。

●帯締めは、薄ベージュ二分紐にメノウ鯉の帯留め。
端午の節句にちなんで、鯉の帯留めにしました。
色も着物の紅色と引き合います。
色数を増やさないことも当然です。



夜の部は「野崎村」と「怪談乳房榎」。
亡き勘三郎のひいきだった私としては、泣いてしまわないかと少し不安でした。
でも大丈夫でした。

七之助は、自分のお光を今後創り上げるでしょう。
発展途上です。
勘九郎は、すごく真面目にお父さんを真似ている。
真似ることこそ、本物に近づき追い越す唯一の方法です。

二人の姿勢は、それぞれとても好感の持てるものでした。
歌舞伎はこうやって常に生まれ変わっているのですね。


「古くて新しい」
このパラドックス(逆説)は、日本文化のすべてにあてはまる気がします。





 いつもの稽古着に若々しい緑の帯 

2017/05/09
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本日は、日本舞踊の稽古でした。

本日のコーディネート。
●着物は、紺地大島もどき。

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4月26日、15日、11日、2日と同じです。
1月に脇のほつれが見つかり、数えると今シーズン10回ほど着ていたので、2月に手入れに出しました。
4月からまた着て今日で5回目。
多分あと2~3回着て、もう一度手入れに出すつもりです。

手入れに出すタイミングは悩み所です。

もちろん「状態」が基本。
その上で、衿汚れ程度なら、小紋や紬は10回を目安にしています。
だいたい「丸洗い」。
汚れ落としや汗抜きは、都度お店の人と相談します。

私はズボラなので、きもののカルテのようなものは作っていません。
手入れの記録は、畳紙に書きます。
ちなみに、購入日・購入価格も畳紙に書いています。

畳紙をこまめに換える方は、カルテ方式が良いかもしれませんね。

●帯は、緑色紬地八寸名古屋帯。
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この帯は、数年前にキモノビトの集まりでいただいたもの。
「えーっ、これ要らないのー?!」
同じキモノビトでも、自分と他人の価値基準の違いにビックリです。

この帯、実は少し色が褪せていました。
緑は褪せやすい色の一つですね。

で、裏返してしまいましたー!

本格的にほどいたのではなくて、単に裏返しただけ(。-_-。)
糸の継ぎ目が少しありましたが、全然問題なしです。

色の濃さが何となく「昭和」?
私にとってはパワーを引き出してくれる色です。

●帯揚げは、白地に赤茶の飛び絞り紋綸子。
3月7日、2月24日、1月27日、21日とおなじです。

本日は着物も帯も直線的。
帯揚げは少し野暮ったいものがいいかなと思いました。

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●帯締めは、黒丸組自然石つき。
3月30日、12月6日と同じです。

たまに登場する、とんでもなく締めにくい帯締め。
新品で540円ですから、文句は言えません。
力尽くで締めるのを、このごろは楽しんでいます。



5月は、月末の「おさらい会」にむけて、地唄「山村舞」の稽古です。
本日はいつもの稽古着と若々しい緑の帯に力を得て、いい稽古ができた気がします。

何を着るかは、その日の自分に大きく影響を与えます。
必要なものを自然に選んでいるのかも知れません。

きものってスゴイ!






 「名取り式」には礼法がイッパイ 

2017/05/08
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去る4月30日、日本舞踊の名取りのお許しをいただきました。

大阪市天王寺区の「生國魂神社」(通称いくたまさん)で、神前の名取り式。

拝殿に、家元・取り立て師匠・私は本殿を右に見て横一列です。
まず禰宜さんの祝詞、巫女さんの神楽。
その後に名取り式です。

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許状と名扇が折敷(おしき)に載せられています。

これを、取り次ぎの方(家元の息子さん)が、家元から取り立て師匠にこの一式を渡します。
そのあと、私が師匠の前に進んで師匠からいただく。

こんな段取りでした。

このあと、大和屋心斎橋大丸店で、家元を囲んで昼食会。
これも多分一生に1回のことでしょう。
家元の家紋のお話など伺うことができて、恐縮しながらも嬉しい時間でした。


自宅で、じっくり見てみました。
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許状です。
中の奉書には、いただいた名のあとに
「當流修得に専ら精進し技藝熟達せるにより右記の名を授与す」
とあります。
(ちなみに中の奉書は輪を下にして二つ折りにしたものに、
いただいた名や上の文言や家元の名・印などがあり、
それを三つ折りにしています)

本当は「熟達なさった」方がいただくものです。
汗顔の至り。



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20170508 4

「名扇」です。
写真では見えませんが、骨に小さく私の名が入っています。


私は礼法を学び始めて5年目に入ります。
礼法を学び始めたとき、「舞」や「お茶」の所作との違いに戸惑いました。
しかし、この頃、やはり根本は一つだなあと感じます。

名取り式には、ものの受け渡しや、折形、扇など、礼法で学んだことがイッパイ目の前にありました。


緊張はしましたが、興味深く楽しい一日でした。




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プロフィール


fumiko

Author:fumiko
1954年生まれ
大分県別府市出身
大阪市在住

【お仕事帰りのきもの教室(お抹茶つき)】
●とき:月2回 原則第2・第4木曜日 18:30~20:30
●場所:大阪市「弁天町ORC200生涯学習センター」茶室
●内容:外出着の着装(初心者向き)とお抹茶のいただき方 
●お問合せ:上記学習センター(06-6577-1410)へ

【資格】
●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会会員(1級きものコンサルタント) 
●表千家茶道講師
●中高教員免許(国語)

【趣味】
●きもの:20代から何とか自分で着ていましたが、2010年より装道礼法きもの学院大阪校で学び始めました。
●茶道:中2から始めて、今もぼちぼち続けています。
●歌舞伎:若い頃ははまっていましたが、今は年に1~2回程度。
●日本舞踊:数年前からマイブームです。ぼけ防止に最適?


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