2023/05/18
こんにちは。
fumikoです。
一昨日ですが、日本舞踊の稽古でした。
地唄「雪」を稽古しています。
前回で最後までの振りを教えていただきました。
いよいよこれからが稽古の本番です。
本日はここから私の備忘録ですので、舞に興味のない方は読み飛ばしてくださきませ。
「赤字」の部分はお師さんにおしえていいただいた心得(コツ)です。
「花も雪も」から始まります。
下手奥45°を向いて右膝を立てて跪坐。
右手は傘を半開きにして手元ロクロを持ち、右手が帯揚げの前あたり、天ロクロを少し下げる。
左手は袖に入れて右胸。
「はー」は聞いて、「なー」で右足を上げて下手45°にゆっくり向く。
ここは、「歩幅を狭くして」跪坐で座ること。
そうすると右膝があまり上がりません。
下手45°奥から下手45°に回るとき、膝の高さはほぼ同じです。
ジワーッと回って、下手45°では左膝を立てた跪坐になりますが、ガックンと右膝をつかないことが肝心だと思いました。
「もー」では下手から中央まで顔と視線を動かす。
私はここは右肩が付いていかないようにに右肩に力を入れて注意しています。
次の三味線で傘を見て、右手を少し前に出して「傘を少し左に捻って」右に回して少し傘を広げて、
次の三味線の「ツーウン」で左手で手元ロクロ・右手で柄を持って傘を開く。
「ゆーきーもー」で、正面を向いて「両手を同じ高さ」に広げて、立ち上がりながら、だんだん傘も上に向け、まっすぐ立つ。
傘の柄は真っ直ぐ前を向いている位置から、立ったとき傘が真っ直ぐ立っていること。
油断すると傘の柄が斜めになってしまいます。
舞の最初ですから、「真っ直ぐ」を特に意識したいです。
ずいぶん以前ですが、どなたかの「雪」の舞台を見たとき、その方の最初の姿に感動したことがあります。
斜め後ろを向いている背中がすごく美しくて、目に焼き付いています。
どなただったか覚えていないのが残念ですが、いつかそんな「雪」にしたいです。
この日の私のきものは、
灰緑両面染め江戸小紋単衣に極薄グレー地金彩七宝文名古屋帯。
コーディネートの詳細は後日にいたします。
市川猿之助のニュースは歌舞伎界に激震です。
いろいろな意味で大きな影響があるのではないでしょうか。
明日も良い日でありますように。